愛する山へ、人へ。野口健、『ヒマラヤに捧ぐ』。
ずっとそこで育ってきた。ヒマラヤは僕の故郷のようなもの。
だから・・・
2015年4月25日。彼はそこにいた。
ネパール大地震が起こった日。
彼は撮る、語る。そこでその日に見てしまったから。
アルピニスト野口健、
最新写真集『ヒマラヤに捧ぐ』(集英社インターナショナル)。
ネパール大震災を現地で体験し、情報を発信し続け、
そしてに復興活動に奔走した野口さんのその行動の根底にあるものは?
そして重なって蘇ってくるのは、2011年3月11日のこと。
この日本に住むものは、今を生きてゆくものは、
大きな自然災害とどう向かい合い、どう動いていくべきなのか・・・
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野口健
1973年、アメリカ・ボストン生まれ。外交官の父とともに、サウジアラビア、日本、エジプトなど世界各国を転々とする。高校1年のときに、植村直己の著書に感銘を受け登山を始める。99年のエベレスト登頂で7大陸最高峰最年少登山記録(当時)を達成。現在、エベレストや富士山で清掃活動などの環境教育や沖縄での遺骨収集活動を行っている。植村直己冒険賞受賞。著書、写真集多数。最新刊は集英社インターナショナル『ヒマラヤに捧ぐ』。
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