フランスを見倣おう

フランではイスラムの「アバヤ」を公立学校で禁止して、マクロン大統領もこの件に関しては「妥協しない」と強気の姿勢を崩さないそうで、
何故か日本のリベラル派みたいな連中がこういう問題にコメントして「許せない」とか言ってますwww
しかし報道をそのまま受けとるならば、「公立学校」で禁止しているだけで、私立のイスラム系の学校であれば自由なんですから、批判してる連中の頭がおかしいでしょう。

アメリカも日本も宗教に寛容過ぎるらしいので、もう少し厳しく、フランス並みに規制しても良いかもしれません。

フランスは外国人労働者受入を積極的にやっている国です。

当然公立学校などは外国人労働者の子弟なども日本よりもはるかに多いはずですが、

学校教育現場の教師がダイバーシティ研修などを受けて職業訓練させている比率は驚くほど低いです。ヨーロッパでもこの低さは突出してます。

実際今回の報道もそうですが、それ以外でもフランスの大学の講義でイスラム系女性がブルカを被ったまま講義を受けていたら教官が

「講義中は帽子だろうがブルカだろうが脱いで聞くのがマナーだ。それが出来ないというなら退席しなさい!」と叱責してイスラム系聴講生を全員追い出したエピソードもあります。

教育現場におけるフランスのこういう保守性、というかダイバーシティを排除する考え方の基盤はどのようなものがあるのか?興味がありますよね。


この問題に関して少し詳細に敷衍すると、

確かにフランスでは公共の場における非宗教の原則が法律で制定されてはいますが、それは、

『社会の中には様々な宗教を信仰する人たちがいるのだ、ということを前提に、一定の宗教に偏らない平等な社会状況を作る』という意図からできた法律です。


フランスで最も支配的な宗教は、伝統的にキリスト教のカトリックですが、キリスト教にはプロテスタントもあり、他にはユダヤ教、無神論も、フランス国内に古くから存在するものです。


そういう人たちが公共教育などの場でそれぞれの宗教を主張し始めたら、民主主義の原則で、数の多いカトリックが勝つ、ということになりますが、そういうことにならないように、すべての宗教や考え方を尊重するために、どの信条も個人的な生活の場にとどめて、公の場には持ち出さない、ということになっているのです。


それを理解しないのは、現在では、ほぼイスラム教徒の人たちだけです。だから、イスラム教徒が問題になりがちなのです。


フランスにも、カトリック系、プロテスタント系、ユダヤ系の私立の学校はあり、私立の学校では、フランスの教育省が定めた学科の内容にしたがった授業を行う、という前提のもとで、宗教教育も許容されています


ですから、フランスにある私立のユダヤ人学校の前を通ると、キッパを被った人たちが普通にいる風景も見られます。


イスラム教系の私立の学校なら、当然、ブルカも問題にならないはずです。


でも、フランスに数多くいるユダヤ人たちの中には公立の学校に子弟を送る人たちもたくさんいます。イスラム教徒の子供たちも、当然、フランスにはとても多いです。


その結果として、公立の学校でユダヤ人がキッパをかぶりたいと主張した、とか、ユダヤ教の教義に従った料理を給食に出して欲しい、などという要求があったなんてことは基本的にありません。そういう要求を満たしたいのであれば私立のユダヤの学校に行けば良いわけですから。


それを、イスラム教徒の一部の(もちろん一部に過ぎません)の人たちは、平気で主張するのです。

『公立の学校であってもイスラムの文化を認めよ!』と。

だから、それが問題になります。


それぞれの人たちの違いを尊重するためには、自分の違いを抑えなくてはならないこともあります。そうでなくては、社会はすぐに成り立たなくなってしまいます。


それが、フランスの非宗教の原則です。

アメリカも日本も、フランスのこういう考え方を取り入れればアメリカ国内の狂ったキチガイみたいなイスラム教信者や日本国内の統一教会を取り締まれると思うので、フランスの考え方を見倣うべきだと思いましたね。



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