Starfuckers,inc #4

嗚呼。不毛な呻吟をしていたら日が変わっていた。こんな感じで10年20年経過する予感を目の端に感じながら、明日はどうするかと考えるふりをする。考えたってやれないことが多いから、目の前に現れたモンスターを地道に倒してくしかない。そのモンスターがスライムだろうとりゅうおうだろうと、なるべく逃げずに立ち向かっていくしかないのだ。真っ暗な部屋の真ん中でニヤニヤしながら、俺のための今日になれば、と少しだけ願う。とりあえず。(完)

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