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【エクストリーム登校】「デカイ」編〜後編〜

第4弾となるエクストリーム登校、テーマは「デカイ」。
登校前の時間に、全5チームがそれぞれの思う「デカイ」スポットへ赴く。高いのか、広いのか、どんな「デカさ」なのかは各チームの解釈に任せてみた。
本編動画は獅子児祭を通してお伝えするとして、学友ANNEXではそのうち2チームを前後編に分けてお伝えしよう。

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こんにちは、Mr.saltです。 エクストリーム登校紀行文シリーズ、今回は今までと趣向を変えまして、僕とパートナーM.S君の対談形式でその活動を振り返っていきたいと思います。
1人で感想を書いている時では忘れてしまっているようなことや、実際にチームを組んでエクストリーム登校をした2人だからこそ話せる当日の雰囲気などを時間の許す限り語り合いたいと思い ますので、是非とも楽しんでいって下さい。

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Salt:まずは今回のエクストリーム登校の概要についておさらいしていきましょ うか。

M.S:そうですね、今回は「デカイ」というテーマが提示されて各ペアが自分自身でそれを解釈し、それに合った場所を巡っていくという形式でした。

Salt:僕たちのペアはデカイを国土面積のデカさだと考えてロシアが浮かんだわけですね。そこで、ロシアの領土であるロシア大使館に行こうとなったのです。

M.S:まずは集合について話しましょうか。最初は大使館近くの地下鉄の駅で集合しようとしたのですが、二人で行ったことがあまりないので、「渋谷駅の半蔵門線ホーム3号車の2番ドアで集合!」みたいな 形にできないんです。そこで思いついたのがデカイというテーマに合っていて何処から見てもわかる東京タワーなんですよね。しかもロシア大使館から徒歩5分程度という今回の待ち合わせ場所に最適な優良物件だったわけです。

Salt:そういえば僕は企画規定で一番早い4時30分に家を出た結果、待ち合わせより30分も早い5時40分に東京タワーに到着しちゃったんですよ。あまりに早くてめちゃくちゃ暇を持て余したので、合流するまで歴史の本を読んでいましたね。

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M.S:約100mくらい手前の信号からも見えていましたよ。若干申し訳ないなぁ、と思いながら合流し ました。

Salt:でも僕の当初の予定と全く同じ時間の6時10分に会えたので何の問題もなかったです。

M.S:1番最初に向かったのはメインの目的地のロシア大使館でした。国道1号との交差点にあった道中の地図をふと眺めてみたら、大使館という言葉がたくさんあって、地図通りの場所を見てもなかなか見つからない大使館なんかもありましたね。そうこうしているうちにロシア大使館に近づいていき、警察の方が多く見られました。

Salt:一応確認のため警察の方に動画の撮影を行っていいか聞いてみたところ、拒否されてしまったんですよね。

M.S:まるで自分たちが国連常任理事国であると言わんばかりの感じでしたね(笑)。

Salt:そこで写真はいいのかと聞いたところ、「遠くからさりげなく写るくらいならOK」というなんとも言えない対応をされたので、少し離れたところから1枚だけ撮影し、大使館が映らないように動画を撮ったんですね。

M.S:それで次に行ったのがオーストラリア大使館でした。ここは一つの国で一つの大陸を成す唯一 のデカイ国なんですよね。おそらく今回の移動ではロシア大使館からオーストラリア大使館までが1番遠くて、しかも縦横の道がずっと続いて単調な住宅街ばかりなので疲れました。

Salt:オーストラリア大使館はロシアとは雲泥の差で、警察の方々が一切見当たりませんでした ね。ここの大使館って何か他に話すことあります?

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M.S:特に無いんじゃないですかね

Salt:まあ確かに住宅街の中でしたもんね

M.S:次に向かったのがシンガポール大使館でしたね。一応都市国家の中で最大なんでしたっけ?

Salt:まあ一応そんな感じですね

M.S:もうこじつけじゃないですか(笑)。そういえばそこに向かうまでの道中にあたる麻布十番一帯を半年前に散歩したことがあるのですが、その時に訪れたコンビニや信号の位置を確認したり、その場所を通ったりしながら辺り一帯の道を再確認しました。

Salt:凄く詳細ですね。そんな感じでシンガポール大使館に着いた訳ですが、直前にあった坂が めっちゃ急で、しかも夏場の暑さとのダブルパンチで結構疲れました。まだ7時になってないのにあの暑さは異常ですよね。

M.S:僕はそのせいかその日の午前中は体調不良でした。というかシンガポール大使館もそんな に話すことがないというか、そもそも大使館単体で話すことがあんまり無いんですよね。

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Salt:では次に向かったフィリピン大使館の話にしましょうか。実はここはシンガポール大使館からかなり近い位置にあって、しばらく真っ直ぐ進んだ後に右に曲がればすぐ着くんですよ。

M.S:そのフィリピン大使館に向かうまでの一本道にTY英和(港区に所在する女子中高一貫校)があったんですよ。

Salt:こんな朝っぱらからカメラ片手に女子校の前を歩く男子高校生ってどんな姿だったんですかね〜。

M.S:フィリピン大使館に着いた訳ですが、これがなかなか衝撃的だったんですよ。なんとマンショ ンみたいな建物に内包されている感じで今までの大使館とはある意味一線を画していましたね。

Salt:実はこのフィリピン大使館の前の道は片方に東京タワーが、もう片方に六本木ヒルズが見えるという面白い道なんですよね。では次のサウジアラビア大使館の話にしましょう。

M.S:このサウジアラビア大使館までの道に工事現場がありまして、実はその近くにある麻布小学校を1年半前に通ったことがあったんですよ。

Salt:ああ、そういえば僕は最初見た時に区役所だと勘違いしたんですよね。

M.S:でも一応港区立だから、「区の施設」で合ってはいるかもしれませんよ。他にもこの工事現場の隣にある更地から東京タワーが見えて、「今日だけで何回付き纏ってくるのか」と思いましたね。

Salt:サウジアラビア大使館に到着し、他と同じように国旗の撮影をしようとしたところ、風でなびいている国旗が一つと、入り口にデカデカとある金属製らしい国旗の二種類があったんですよね。 M.S君に前者の国旗を撮影するよう言われたのですが、僕は後者の方を撮影したなんていうハプニングなんかもありました。

M.S:サウジの次がスウェーデン大使館ですね。ここまでの道のりについて特に語ることはありま せんが、大使館の撮影を行おうとした際、真後ろにスペイン大使館があったのは驚きでしたね。

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Salt:そうですね、僕も当初の下調べでは気づいていなかったのでかなり衝撃的でした。

M.S:いよいよ最終目的地のアメリカ大使館に行った訳ですが、ここはロシア大使館以上に警察の方がいました。

Salt:そのせいで動画は勿論、写真すらも撮ってはいけないのではないかと不安になりましたね。実際大使館の目の前では撮影を行わず、近くの虎ノ門病院からこっそり撮りました。

M.S:当初の予定では予定していた全ての大使館を巡った後、六本木一丁目から電車に乗って帰る予定でしたが、僕の提案で永田町駅まで歩いていき、あわよくばメキシコ大使館まで行こうという話になったんですよね。

Salt:しかし結局時間が時間で、メキシコ大使館近くの某都立高校に通う生徒達が登校していたのでその計画はやめて、真っ直ぐ永田町駅に向かってそこから登校した訳ですね。

M.S:でもこれで終わりではありませんよ。途中に「MOL」とビックカメラがあったことを忘れてはいけません。「MOL」は本来化学分野とは関係ない商船三井を略して「MOL」となっている。この言葉に理系の血が騒がない訳がありません。また、ビックカメラについては今回のテーマ「デカイ」に合っているということもありますからね。

Salt:そうでしたね、すいませんでした(by文系)。ではこれで今回の振り返りは終わりにしましょう。ご協力ありがとうございました。

M.S:ありがとうございました。

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従来の形式とは大きく異なる紀行文でしたが、どうでしたでしょうか?
この文章を執筆してい る僕自身にも初めての試みなので至らない点は多々あるとは思いますが、少しでも登校当時の雰囲気などを感じながら楽しんで読んでいただけたら幸いです。

今回は2人での対談ということでしたが、もっと大人数のチームでやってみたり、別のチームと合同でやってみたりしても面白いかもしれません。これからもエクストリーム登校は行われる(?)と思いますので楽しみに待ってもらえると嬉しいです。

M.S & Mr.Salt (ともに高校2年)


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