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総合型選抜に内申点は必要なのか

「内申点が低いのですが、総合型で合格できるでしょうか…」

進路相談をした高校生や保護者の方に、よく聞かれる質問ですね。

総合型選抜は、まだまだ旧来の推薦入試と同じだというイメージが強く、「内申点がないと受けることができない」「落ちる」という印象があるようです。
たしかに、そもそも自分が勝負の土俵に上がることができるかどうかもわからないまま入試には挑みづらいですよね。

今回は、そんな皆さんの質問に答えていきます…!
入試方式に迷っている受験生必見です👀

沖縄県那覇市で大学入試の指導をしています、総合型選抜専門塾GAL(ガル)です。
地方に住む高校生が、人生の可能性を広げる手段として「総合型選抜」に挑戦できるよう、情報発信をしています!


先に結論を話しましょう

結論…どちらとも言えません!

すみません、曖昧な回答で。
ただ、内申点が低いからといって、総合型での受験を諦めましょう、というわけではありません。

なぜ?

それは、評価する視点が大学によって全く異なるからです(学部によって違う場合もあります)。

そもそも、内申点が4.0や4.3ないと出願できない入試もあるので、その場合内申点が必要となってくることは言わずもがなです。
例えば、学校型選抜の場合は高校での成績や生活態度が重要な評価軸になるため内申点が高いほど受かる確率が高くなりますし、慶應義塾大学法学部のFIT入試は、出願者も多く内申点が足切りになっていると言われていて、合格者の平均内申点は4.3程度となっています(独自調べ)。

一方、出願条件に内申点を求めない入試や傾向として内申点が低くても合格できる入試もあります。
例えば、同じ慶應義塾大学の総合政策学部と環境情報学部のあるSFCのAO入試では、内申点が3を切っていても合格している事例もありますし、過去に関わった受験生では、内申点が4を切っている状態でMARCHや日東駒専に合格しています。

そのため、一概に「内申点が低いから受からない」わけではないのです。
曖昧な回答になってしまうのは、そのためです。

とはいえ、不安

ですよね、もちろん内申点は高いに越したことはありません。

しかし、総合型選抜はその名の通り、「総合力」を評価する入試です。
つまり、内申点が低くとも、この「総合力」を高めることで、合格に近づくことができます。

ここで、我々の塾でも教えている合格に必要な3つの要素を紹介します。

  • 圧倒的スキル

  • 魅力

  • オタク力

1つ目の「圧倒的スキル」の中に、内申点も含まれています。
コンテストなどで収めた好成績、体育会系・文化系の大会での成績、内申点、時には模試での好成績など、誰から見ても評価しやすいわかりやすい実績がこれに当たります。

2つ目の「魅力」は「あなたらしさ」のことを指します。
志望理由書を書く際に設定したあなたのテーマが、あなたのどのような体験や感情に基づいているのかを、志望理由書を読んでくれる教授にもしっかりと伝える必要があります。あなたのアイデンティティや課外活動で得た心情、考えの変化も一つの評価軸です。

そして最後の「オタク力」が、今からでも誰でも高めることのできる「合格要素」です。
設定したテーマに対して、どれだけ深く調べられたか、どれだけ多くのステークホルダー(関係者)にインタビューできたか、社会構造を理解できているか、その上で効果的なアプローチ方法を提示できるかが一つの評価軸です。
今からでも、本を読むこと、論文を読むこと、インタビューのアポイントを取ることはできますよね。

だからこそ、もし内申点が低くても、自分には特別なアイデンティティがないと感じても、3つ目の「オタク力」を高めることで、合格に必要な総合力を高めることができるのです。

まとめ

内申点が低い、どうしても高校の勉強が苦手で成績が上がらない…

誰でも得意不得意はあります。
高校の勉強が苦手でも、プレゼンする能力、面接で喋る能力、小論文で文章を書く能力が高い人はいました。

これなら頑張れそう、できるかもしれないと思うことを、今すぐに実行に移すこと。
これが、あなたが大学に合格するためにできることです。

とはいえ、何をすればいいかわからなくて右往左往している人は、一度塾で進路相談をしてみませんか。
お気軽にご相談ください、お待ちしています♪

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