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群馬県立近代美術館2021/10/9

18世紀、文人画などの中国絵画に影響を受けておこった南画は、はじめ関西で描かれ、確立された後、各地へと伝播しました。江戸時代後期には、さらに地域ごとに独自の展開を見せながら広く愛好され、近世絵画史を彩る人気画派の一つとなります。 谷文晁は、18世紀から19世紀にかけての江戸画壇で中心的役割を担った画人で、関西とは異なる展開を見せた関東南画の大成者です。ありとあらゆる画技を学び、独自の画風を作り上げました。様々な文化人たちと交遊するとともに、立原杏所や渡辺崋山、椿椿山、高久靄厓ほか多くの門人を輩出し、その影響は地方へともたらされていきました。 本展では、江戸から広まった関東南画を軸に、文晁ら江戸を中心に活躍した画人たちと、金井烏洲や矢島群芳、松本宏洞ら上毛(*)の画人たちの作品を紹介します。関東南画を一地域からみつめ、その展開と人々のつながりをたどりながら、作品のもつ多彩な魅力に迫ります。

群馬県立近代美術館に初めて足を運んだ。
建築物としても美しく、中央階段1-2階の間から見上げた3階に登る階段ですら美しい。白、コンクリート、グレーを基調とした色合いのコントラストも素晴らしい。

渡辺崋山、椿椿山が特に素晴らしかった。

群馬県立近代美術館のコレクションの中で、
ムンクの綺麗な作品があった。オースゴールストランの夏だ。ムンクの中では異色であろう、爽やかで、キラキラした絵。ムンクの人生を知れば知るほど、面白い作品かもしれない。

モネはやっぱり最高。睡蓮ももちろんだが、ジョフォス、夕方の印象の多彩な色、コントラストがすごい。夕方、少し寒くなってきて"帰らなきゃ"と思い立つ少年時代の心情を思い立たせる。

あとはルオー、ルノワール、シャガールなどが展示されている。

作品説明の作品カードを貰うことができ、作者の人柄や、時代背景、作品の解釈、考察を知ることができる。

また足を運ぼうと思う。

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