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天体望遠鏡ってなんだろう?

こんにちは、星空案内人のまいの(mai-no)です。

私達星空案内人は星空案内をする際、口頭のお話だけでなく色々なアイテムを使用しながらご案内をさせていただきますが、中でも一番登場回数が多いものが天体望遠鏡です。
今回は私達の相棒「天体望遠鏡」についてご紹介したいと思います。
望遠鏡って何が見えるの?双眼鏡と何が違うの?1台いくら?といったことを少しずつお話していきます。

双眼鏡も望遠鏡の仲間

突然ですがクイズです。下の写真の中で「望遠鏡」はどれでしょう?

答えは「全て」です。

形も大きさも違いますが全て望遠鏡の仲間です。
遠くのものを近くにあるかのように見せてくれるもののことを「望遠鏡」といい、その中でも天体を見るために特化したものを「天体望遠鏡」といいます。
日常生活で望遠鏡を使用することは現代ではあまりないため天体望遠鏡を略して「望遠鏡」と呼ぶことが多いです。
双眼鏡は望遠鏡を2本組み合わせて両目で観察するので「双眼」と名前が付いています。
パラボラアンテナのような形をしている「電波望遠鏡」や、左上の写真は「宇宙望遠鏡」といい、地球じゃ大気の影響で見られる天体が限られてしまう…そうだ、宇宙空間に望遠鏡があればいいじゃないか!
と地球の外に望遠鏡を打ち上げたものです。幅が広いですよね。

望遠鏡は何を見ても良いの?

私達sola旅クラブで使用している天体望遠鏡はこちらのものです。

いかにも天体望遠鏡!っといった感じですよね。
こちらの望遠鏡は星や月を見ることに特化しているものですが、この写真時はロケット打上げ前にお客様と機体を見ることに使用していました。
都内であればスカイツリーのライトを見たり、肉眼では読めないような遠くの看板の文字を見ることもあります。
実は望遠鏡は太陽や他人に迷惑をかけないもの(他人の家や会社等)であれば、基本的に何を覗くかは皆さんの自由です。
動物や遠くの景色を見ても問題ありません。
ライブやスポーツ観戦で双眼鏡を使用する方はいらっしゃいますか?
そんな双眼鏡を星空に向けて楽しむこともできるのです。
カメラのレンズの代わりに望遠鏡を装着し、天体写真を撮ることも可能です。
望遠鏡は使い方次第では昼夜問わず、幅広く楽しめるアイテムなのです。
次回は望遠鏡を使用して見える天体をご紹介しますのでお楽しみに!


文:まいの(mai-no)星空案内人千葉県出身。本職を星空案内にしたい、明るさと元気が取り柄の看護師。宇宙や星も大好きだけれど、食べ物・音楽鑑賞・書道も大好きです。

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