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結局、楽しいことしか続かなかった

2023年も今日で最後なので、1年の総まとめと、自分への備忘録も兼ねて自分の中でのギャラリー運営でいちばん大切なものを書いてみたいと思います。

圧倒的に自分が楽しむこと

これが答えだー!

少なくともどんなに小さくても事業をやる以上、お客さんがいないと基本的には成立しないわけで。

そうすると、お客さんが求めることをやるっていうのが最適解であって、自分の好きなことや思いは脇に置いて、お客さんが求めていることだけをやるという考えが基本ベースにあります。

自分のやりたいことよりも、市場で求められること優先すべし。

何か本とかネットの記事とかで蓄積された、自分の中の定説です。

例えば、自分がどんなに情熱を持って謎のボールペンを売りたくても、謎のボールペンが欲しい人がいないと商売として成り立たないという感じ。

だから、売れるボールペンを開発するために、顧客ニーズを云々して、市場の状況を喧々して、商品を使うことで得られる未来を諤々する…と。

つまり、自分の思いはいいから、お客さんの不便を解消するような、お客さんの役に立つものをつくるのが大事だということですね。

すごく正しいなと思います。

正しいことが楽しくない

私は皆が行く、正しいとされる方とは逆に行きたくなる生来の天邪鬼気質があって、社会に出てからはこれに大分悩まされたりもしたんですが、さすがにもうこれに従う方が素直だなと思ってきました。

正しいことって、自分が全く楽しめないんです…

正しいことの圧倒的つまらなさ!

自分が好きなものの悪魔的楽しさ!至福!至高!行幸!

画像引用:ヤンマガweb

何を正しいとするかは難しいところですが、ここでは色々な情報をもとに得た自分の中の仕事上の正しさというか、「心は動かないけどこれが多数派で正しいんだろうな」という感じのものを指します。

正しさに従うか、楽しさに従うか。

それに揺れたここ1年でしたが、答えは明白で、自分が楽しいことじゃないと続けられないなと思いました。

「正しいことをやらないと、いくら楽しくても成立しないんじゃないの?」という、自分の中の正論マンの右ストレートが炸裂したりもします。

それでも「楽しいがベースに無いと続けるのキツイでしょ。続けられなかったら成立しないんだよ。」という左超アッパーで返せるようになりました。

ギャラリーでやることは、自分が楽しめることがまずあって、楽しんでもらえるために何をどういう風にやるか。

それが、いちばん、大事だと思います。

謎のボールペンを楽しめる人と

というわけで、これからも自分の楽しいに素直になってやっていくしかございません。

結局、それしか続けられないんだから、変に頭をこねくり回さぬよう、未来の自分にお伝えしておきます。

画像引用:セオマジック

ちなみに「謎のボールペン」で検索したら、マジックグッズを扱うセオマジックさんで売ってました!

謎のボールペンが欲しい人がいるという事実に勇気をいただきながら、今年最後の筆を…いや、ボールペンを置きます。

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