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サト チヒロ 「水晶の絵 -Forest Sunrise-」展 開催

このたび美術家・サトチヒロ氏による個展「水晶の絵 -Forest Sunrise-」の開催が決定いたしました。2年ぶり2回目となる宮城県・仙台市での開催。ここで概要を発表いたします。

水晶を画材に用いる光の絵肌

幻想的な多色づかい、曲線美のインパクトで見るものを包み、描かれる天使や少女、龍など架空の生物たちが自然界に横溢する生命力を不思議な感触を伴って転送してくれるような、サトチヒロ氏の絵画世界。それを極めて独特なものにしているのは、絵具に加え「水晶」を画材として用いることで生まれるダイナミックな絵肌とその輝きです。

水晶は、圧力を加えると電気が発生する性質を持ち、気の浄化やカームダウンに役立つなど代表的なパワーストーンとされています。カウンセラーやデザイナーとして様々な素材・物質を研究する過程で彼は、この作用を絵画に活かす手法を開発してきました。通常、水晶を粉末化したものは日本画において透き通った白の表現に用いられますが、サト氏の絵では天然の水晶が細石(さざれ)状で使われます。それらがドローイングや塗りによる筆致と乗算するように使われるとき、絵の放つエネルギーをブーストし、より強く豊かにするのです。

人気高いForest Sunriseシリーズを中心に

2010年に水晶シリーズを発表すると各方面から注目され、ファーストコレクションは即完売。以後、国内外のアートフェアや公募展でも高い評価を受けるなど、世界でも類例のない独特な絵画手法への評価は定着してきており、絵によって癒やされる、メンタルが劇的に変わったなどという体験をナラティブに伝え合おうとする熱心なコレクター層が形成されるまでになりました。

本展はサト氏にとって約2年ぶりとなる郷里・宮城での個展。キャリアの原点ともなった東北の地において水晶絵画を披露し、オリジナル音楽とともに体験していただく機会となります。彼の作品の中でも特に人気の高い、幻想的な光彩のドラマを描いた「Forest Sunrise」シリーズの新作を中心に、小型の置き作品含め50点余りを展示・販売いたします。

2 年ぶりの仙台で全日、作家在廊

【開催概要】
タイトル : サト チヒロ 水晶の絵 -Forest Sunrise-
会期 : 2024年6月25日(火)~ 30日(日)
会場:晩翠画廊
〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町1-8-14 仙台協立第2ビル1階
TEL 022-713-6230 https://www.bansui-gallery.com
開廊時間:11:00~19:00 最終日のみ~17:00 会期中は無休 
企画 :GALLERY SPEAK FOR(合資会社サブライム) 

サト チヒロ 美術家
岩手大学教育学部特設美術科を卒業後、工業デザイナー、画家として活動を開始。長年のデザイナー及びカウンセリングヒーラーとしての経験をもとに、音楽と絵画、ヒーリングの統合を目指し創作中。最近の個展に「水晶の絵展」(2024年、銀座・アートストンギャラリー)など。二科展、ポルトガル美術賞展、パリ国際サロン展、日仏現代美術世界展など入選歴多数。ルーブル美術館アートショッピングにも出展し好評を博す。東京都在住。

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