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読んだ本達

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読んだ本の書評をあれこれ。
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記事一覧

リング 小説 感想

リング 感想 ネタバレあり ホラーな要素はあまりなかった 呪いのビデオを見る序盤と竜司が…

鴉
3年前
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学生時代に求められていたコミュ力と社会人に求められるコミュ力の違い

今回は学生時代のコミュ力と社会人のコミュ力の違いについて書いていく。 本は前回と同じこれ …

鴉
4年前
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「偉い」という言葉はコミュニケーションをハックする言葉かもしれない

今読んでる本で、コミュニケーションの本質は「敬意」だ。と書いてあった。 「本当のコミュ…

鴉
4年前
23

0秒思考やり続けたら悩みがネタ切れになった

0秒思考というものがある。 赤羽雄二さんという人がマッキンゼーで14年間働くなかで、頭の回…

鴉
4年前
13

社会の中でパワーバランスが変わろうとしている。/未来の働き方を考えよう 書評

ちきりんさん著書の「未来の働き方を考えよう」を読んだ。 近頃、「働き方改革」や「自分らし…

鴉
4年前
7

仕事にも趣味にも遊びは必要だ。

遊びとは何だろう。それは娯楽でもあるし、余裕でもあるけど、何よりも主体的で、能動的である…

鴉
4年前
5

楽しく忘れたくもない。だから泣いた。/ソードアート・オンライン7 マザーズ・ロザリオ

ネタバレありです。 なんでこうも「病」というものは残酷で、人々を苦しめるはずのものなのに、どこか心動かされるものなのだろう。自分が当事者だったら絶対嫌な思いしかしないのに。 ユウキという女の子は天真爛漫で無類の強さを持つプレイヤーだった。誰に対しても健気で弱いところを見せない。とても優しく強い人間だった。 でもその実情は、あまりにも救いのない運命に翻弄される少女だった。 彼女の強さはどこから生まれてくるのだろう。元々そういう性格なのか?かもしれない。でもそれ以上に「不

エンターテイメントの真の力/エンターテイメントという薬

エンターテイメントという薬 この本は、3週間後に眼球摘出手術を受ける事になった21歳の少年…

鴉
4年前
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失敗こそ成長の万薬だ/失敗の科学

この本を読もうと思ったのは、「人間が失敗に対して、どういう意識を持っているのか?」気にな…

鴉
4年前
7

会社という組織のカオスを垣間見た/わたし、定時で帰ります

ネタバレありです。ご了承を。 「わたし、定時で帰ります」は現代の日本のIT系の会社を舞台…

鴉
4年前
5

失敗の本質は今の僕たちにも受け継がれていた【「超」入門 失敗の本質】

「超」入門 失敗の本質は、第二次世界大戦で日本がアメリカに負けた敗因を、現代の日本と照ら…

鴉
4年前
6

三日坊主もこれで終わりだ。「小さな習慣」

三日坊主という言葉がある。やろうと意気込んでいても、日に日にその意欲はしぼんでいき、三日…

鴉
5年前
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世の中に生じる理不尽の正体はこれ

世の中には理不尽というものがある。自分ではどうする事も出来ず、何事もなかったかのように無…

鴉
5年前
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クリエイターをクリエイターたらしめるもの/ぼくたちのリメイク6巻 書評

ぼくたちのリメイク6巻読みました。 今回は途中退場した貫之を連れ戻すべく、貫之どころか、貫之の父親にまで会いにいき、説得を試みるというのも。 本編では恭也とナナコが貫之を連れ戻すべく、奮闘しているように見えたけど、かなり貫之本人の葛藤も描かれている。 その葛藤は、クリエイター職がどれだけ茨の道なのか、何故好きなのに踏み込みきれないのか?と言ったクリエイターを目指す人の悩みを掘り下げたものだった。 貫之は、鹿苑寺家といういくつもの病院を運営する由緒正しい家系に生まれ、将