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【 新技術導入試作テスト⌚✨ 】


皆様、こむばんわ♪
華金ナイトをいかがフィーバーされてますでしょうか。


さて今宵の試作テストは…
クロコダイルテイルの革を使いましたストラップでつ🐊✨

ワニにとって尻尾は武器でもありますので 革は硬く、昔の古傷跡も多く荒々しく、尻尾の皮膚は発達し厚みもありますのでクロコの竹斑(たけふ)模様にも深い凹凸が見られます👀

特に当工房のクロコダイルレザーは 一般的な時計ベルト用のクロコダイルレザーとは異なり。。。
クロコの竹斑模様の深い凹凸感や古傷跡なども含め 生きていた頃の皮膚の質感をそのまま活かしました無加工の「ノンプレスクロコダイルレザー」ゆえ、革からは闘魂溢れるワニの生き様が伝わって参ります😍♪


ただ このクロコ模様の凹凸は製作面では大変な曲者で…💧
時計ベルトのバネ棒付近の革は (時計本体に革が接触しないように)薄く加工するのですが、凹凸の凹(窪み)が激しく深いので 革を薄くスライス加工する機械を使いますと 革にすぐ穴が空いてしまうのです😱

そこで、長年の経験と勘を頼りに 革包丁を使い手作業の一発勝負で革の厚みを薄く削り落とす必要があります🔪✨


そして、今回のこの時計ベルトのデザイン的なポイントは…
ダイバーズウオッチ用なので、厚めで尚且 ボンベ(肉盛り)の無いフラットなシルエットの方が ダイバーズウオッチならではの「無骨な道具感」をより一層引き出してくれます👀✨

ただし、単に「フラット&厚め」なだけではデザイン的に安っぽさが出てしまいますので…
アッパー(クロコの革側)には Φ1.6mmのカーブを付けておきます。

更に「フラット&厚め」の時計ベルトですと、手首への圧迫感が強く 幅20mmを越える幅広の時計ベルトになりますと 汗でジメジメする問題もあります。

そこで 時計ベルトの裏面側は、Φ0.8mmのカーブを付けた船底状に設計しました。

時計ベルトの裏面を船底状に加工するこの製法を「ヴァルカ製法」と言うのですが、デザイン的に見た目がスッキリするだけではなく…
この製法にしますと手首への接地面積や密着度が減りますので、幅広の時計ベルトでも長時間でも快適にご装着頂ける効果があるのです😉♪

以上がこのクロコダイルテイル革のストラップの特徴となります⌚✨

そして試作テストの結論としましては…
クロコの尻尾の革は もうちょっと何とかしないと お客様オーダーには やはり使っちゃダメだなあと感じますた👀


しかし我が愛機ミニツナ缶との相性が素晴らしいっすー♪ GLOCK社の砂漠仕様のピストルみたいで格好良いっすー😍


それでは皆様もこのところ一段と増しました寒さにはお気を付けて華金ナイトをフィーバーされて下さいませ\(^o^)/

コジマックス拝

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