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泣いたり笑ったり怒ったりする

週一回 週末の note 投稿を続けてきたが、この週末はそれができなかった。何も投稿は義務ではないし、誰が待っている訳でもない。ただ note は私にとって数少ない社会との接点。続けなきゃいけない。

この土日は、私にとって大事なイベントが二つあった。その準備もあったし、検診やら予防接種などもあり先週は何かと忙しかった。またFIFAワールドカップ準々決勝の、深夜・早朝のTV観戦まで重なった。そんなこんなで note はなおざりで、書くことも読むことも滞った。

ふたつのイベントは、嬉しかったり驚いたり悲しんだり切なかったりで、泣いたり笑ったりして過ぎた。個人情報に触るので詳しく書けないのだが、「人生は長く山も谷もある」ということ。二日間で私は様々な感情を味わい、おおよそ全ての種類のお酒を飲んだ。最近の私は酒を飲むと涙もろい。

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ワールドカップはベスト4が出揃った。結果は悲喜こもごも。優勝候補のブラジルは敗退しネイマールは涙した。クリスティアーノ・ロナウドもカップに手が届かなかった。私はこれからグループリーグでF組だったモロッコとクロアチアを応援する。もうちょっとだけ私の不規則な日は続く。

日本はドイツ、スペインを破る大健闘を見せてくれたが、PK戦でクロアチアに屈した。世界を驚かせた日本は、プレーだけでなく代表チームのマナー、そしてサポーターのマナーも賞賛されている。

日本代表  試合後のロッカールームはキレイに片付けられ、感謝の言葉と折り鶴が残されていた。
試合後に観客席でゴミを集めるサポーター 

そんな「試合後にサポーターが観客席のゴミを拾いキレイにして帰る」行為を批判する意見があることを知り驚いた。ツイッターで発信しているのは、舛添要一氏(74)と井川意高氏(58)。その内容は‥ 
「身分制社会では分業が徹底しており、観客が掃除まですると清掃を仕事にしている人が失業してしまう。」「文化や社会構成の違いから来る価値観の相違に注意。日本文明だけが世界ではない。」「こういうの気持ち悪いからやめて欲しい。」「ただの自己満足。掃除人の仕事を奪っている」「海外で評価されていることを喜ぶ奴隷根性が嫌いだわ。」「日本人の劣化が口惜しいんです。」  ※二人の意見をごちゃまぜにしています。

偶然にもこの二人は東京大学法学部の卒業。これら短絡的で感情的な発言の中に知性も理性も感じられない。

日本のサッカーでサポーターが試合後にゴミを拾う行動は、1990年代の Jリーグで既に始まっている。彼らだって「あざとい」とか「偽善」と言われることは判っているはず。また優等生的な行動に「気恥ずかしさ」を覚えていることだろう。「それでもやる」から余計に尊い。

「仕事を奪う‥」云々に対しては、ここで反論はしない。レベル低過ぎ。

上から目線で、極めて低レベルの論旨で、声高に他人を否定する老人。

サウイフモノニ  ワタシハナリタクナイ!

私の note の大きなテーマは「いかに老いるか」「老人かく生くべし」。
反面教師をまた見つけてしまった。

< 了 >



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