朝の散歩は気持ちのいい日課です。にもかかわらず、イラっとさせられる犬のうんち放置。いったいどんな人がどう思ってやっているのでしょう。

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昨年末のM1で、ニューヨークがやっていたネタ。ボケの嶋佐が、細かい犯罪を繰り返す自分のある一日を語り、ツッコミの屋敷がそれをたしなめるという内容。行為を列挙すると、落ちてたお金をネコババ、牛レバ刺しを喫食、自転車の酔っ払い運転、立小便、違法漫画サイト、コンビニおでんつんつん、チケット転売等々。これらは全て犯罪行為です。

それでは、犬のうんち放置はどうでしょう。罪に問えるのでしょうか。毎朝の散歩で必ず一つ二つは見ることになり、私はその度に怒っている。晴天の日でも青空を見ながら歩けやしない。まずは不衛生であるし、愛犬の尊厳を傷つけている。放置しているあなたに告ぐ！ うんちを人目にさらされて、あなたの愛犬は恥ずかしがっているぞ！ あなただって自分のうんちを人に見られたら恥ずかしいだろうが。

犬のうんち放置は罪にならないのでしょうか。Yahoo で調べてみました。ある弁護士が、悪質で常習性があれば、軽犯罪法１条27号「公共の利益に反してみだりにゴミ、鳥獣の死体その他の汚物又は廃物を棄てた者は勾留又は科料に処する」により、処罰の対象となる可能性がある、と見解を述べていた。

私の朝の散歩コースで、同じ場所に複数回、中型犬以上のまあまあ大きなうんちが放置されていた。これは軽犯罪法１条27号に該当するのではないか！うん、絶対該当する！ 警察に電話して、私服警官に張り込んでもらって、現行犯逮捕してもらって、全国放送のニュースで実名報道してもらおう！ いかん、興奮してしまった。もっと寛容にならなきゃ。

日本は民度の高い国と言われている。どこかとの比較においてはそうなのだろうが、私は全然満足していない。もっともっと清潔で静かで平穏で心地よい社会が作れるはず。

お手本はシンガポールのやり方。この国のように法律で締め付けないと、一定数どこにも生息している、お行儀の悪い輩が悪さをする。だから法律で罰則を定める。それは治安維持法ならぬ、民度維持向上法と言うべきもので、日常諸事万事のあるべき姿、常識的な行儀作法と罰則を法律に定めたもの。

これにより確実に、犬のうんちを放置する人を罪に問うことができるようになる。皆様、ご賛同いただけますか。

ここまでお読みいただいて、皆様は私を性悪説の人とお思いかもしれません。それはちょっと違っていて、私は、ほとんどの人は普通に道徳心をお持ちの方々だと思っています。しかし、一定数の不届き者は存在していて、今後もずっと存在し続けるんです。その人たちの意識の低い行動で、嫌な思いをさせられたり、社会が揺さぶられるなら、法律によって抑制を図り、法律によって裁くことで安寧を保ちたいと考えるものです。　

まずは‥　無くそう。犬のうんち放置！

＜ 了 ＞