2024/2/20 向井響 作曲個展 美少女革命


プログラム
第一部 - 最先端のコンピュータ技術を用いた器楽とコンピュータのための作品と、日本の伝統音楽にインスピレーションを受けた自作の紹介。

- ピアノとエレクトロニクスのための「東京第七地区」(2017)
- 「二人静」(2021)
- チェロとエレクトロニクスのための「マグノリアの花」(2023)
- ユーフォニアムとエレクトロニクスのための「美少女革命 Drama Queens」(2022)

第二部 - 人形劇団ひとみ座乙女文楽との共同制作による乙女浄瑠璃の新作。

乙女浄瑠璃:ひとみ人形座
音響技師:島村幸宏 照明:植村真 (映像、エレクトロニクス:向井響)

出演者
向井 響(作曲・映像・エレクトロニクス)
長谷川 将山(尺八)
中村 栄宏(リコーダー)
佐藤 采香(ユーフォニアム)
千葉 水晶(ヴァイオリン)
石原 悠企(ヴァイオリン・ヴィオラ)
北嶋 愛季(チェロ)
小倉 美春(ピアノ)
田中 真緒(ピアノ)

乙女浄瑠璃:ひとみ人形座

音響技師:島村 幸宏
照明:植村 真

https://teket.jp/7538/28218

目の前の楽器から発せられている音が、徐々に広がって
エレクトロニクスに繋がって、部屋中に満ちていくときに
自分の感覚もそれに乗って広がり、そのまま部屋全体に自分の神経が張り巡らせているように広がって、
部屋の隅々に広がる音楽と自分が繋がって、全ての音が
自分の中に入ってくる。
自分と世界が繋がって、自分と音楽が繋がって、
世界の全てを知覚しているような錯覚に陥る。
そのまま世界に溶けてしまうところだった。

↑第一部の感想です。
本当に、トランスか乖離かそんな感じの状態だったので、
それ以外のことはよく覚えていないです。
一部と二部の間の休憩がなかったらこのまま電子の海に溶けていたでしょう。
これまでも繰り返しが多い民族音楽から帰って来れなくなりかけたり、瞑想から帰って来れなくなりかけたりしたことはあるんですけど、演奏会から帰って来れなくなりそうになったのは初めてでした。

二部の感想はまた明日追記します。
一部のトリップ感を書き留めておきたかった。

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