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ペルソナ5 ザ・ロイヤルの1周目をクリアした話

今年、幸運なことにとあるゲームのキャンペーンで、Steam Deckが当選してしまいました。
我が家のPCはMACなので、Steamのゲームはプレイしたことがありませんでした。

というわけで、折角手に入れたポータブルSteamゲーム機をどう活かすか考えていた所、5千円以上のプリペイドカードを買えば2万円分のポイントが抽選で付与されるキャンペーンがあり、折角なので参加(結果外れましたが)。その5千円で買えたのが、当時セールを行っていたペルソナ5 ザ・ロイヤル(以下P5R)でした。税込み4,600円台は、PS等のセールでもまだ到達していない価格。まあXboxのゲームパスだと定額でプレイできますが、かなりお得に入手できたと思っています。

ペルソナ5(以下無印)は、PS4で発売日に特装版を購入。しっかり2周して、十二分に堪能しました。ペルソナ3から続くジュブナイルRPGの最高到達点だと思いますし、今でも大好きなRPGの一つです。
そのため、3年後にP5Rを発売すると発表があった時は、いくら新キャラ出るとは言え……、と購入、プレイに消極的でした。

それがいざプレイを始めると、冒頭から新キャラが絡んでくるわ、様々なシステムが追加されているわで、大筋は同じ流れなのですが、違うゲームをプレイしているような感覚になりました。

特にP5Rになって追加された新キャラ、主人公の学校にやってくる丸喜拓人、主人公の後輩である芳澤かすみは、無印のシリーズで最初から居てもおかしくないような存在感で、追加された3学期まで大活躍してくれました。
特に新しい仲間になる「芳澤かすみ」はいいキャラでした。雨宮天さんと私の好きなボイスキャストに加え、無印には居なかった後輩ポジションということもあり(佐倉双葉は年下だけど学校には行かないので後輩感が少ない)、「先輩!」と主人公を呼ぶ彼女の存在は、プレイ感覚を新鮮なものにしてくれたと思います。

更に彼女が抱えているものが、そのままP5Rの新シナリオである3学期に大きく影響を与えており、ともすれば蛇足になりかねない追加パートを盛り上げてくれました。

この追加パートについて、IGNのレビューでは「蛇足感もある」と評価されていました。

確かに始めてペルソナ5をプレイする人がP5Rから入ると、ラスボスだと思っていた獅童のパレスをクリアしたらもう少し続き、大激闘の末にヤルダバオトを倒した!と思ったらもう少し続くんじゃよ……となりますので、ピークコントロールが難しくなっている、と感じました。この辺り、完全版としてファンサービスに徹するのか、ご新規様歓迎ゲームとして仕上げるのか、難しいバランス取りだっただろうなあ、と思いますので、P5Rからプレイした人がおられましたら、感想が聞きたいところです。

兎にも角にも、無印を楽しめた私にとっては、久しぶりに彼らと再開できた喜びと、新しい物語を楽しめて、本当に満足できるゲームでした。
スピンオフであるファントムストライカーや、ペルソナQ2も購入しましたが、「彼ら」の物語としては違和感が残り、最後まで楽しめなかったんですよね……。
そういう意味では本家の強化版であるP5Rは、実家に帰ってきたような安心感がありました。

ちょうどPS Storeでもセールを行っているところですので、無印プレイ済みだけど、私と同様もうしっかり楽しんだから、という人にもオススメです。

因みにサムネイルの画像は追加コンテンツ「マイパレス」でプレイできる大富豪。トランプゲームの中でも好きなゲームなので、ミニゲームにしてくれて大感謝です。怪盗団の皆とワイワイ大富豪が出来る修学旅行感よ……。


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