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27歳で死ねるなら、確かにRockは救いだ[PaymoneyTomyPainとヨルシカ]

【PaymoneyTomyPain】

名古屋開催のBLARE FEST.この日以来人前でPTPが聴けなくなった.
K君が急逝してから7年.一夜だけK君を肌で感じられたLIVE.

Crossfaith やcoldrainをはじめONE OK ROCKやSiMといった親交の深かったバンドのVo.が次々とPTPの曲を歌い,PICTURESのイントロ,VoiceでのTakaの歌声,ThislifeのK君のMC映像,Weight of my prideで皆が泣きながらモッシュする場面にひたすらに涙した.

AIRJAMの時の,1番好きなK君の笑顔でThislifeが流れた時は本気で死んでも良いと思えた.
Rainの時はK君の声が皆の中で生きている事を実感した.

K君に,これだけの愛情のあとどれくらい伝わっていればK君は死なずに済んだのかとか,Chesterと重ねたり,27歳で死ねるなら確かにロックは救いだなとか色々考えつつ.

K君の死も含めて,PTPと音楽を好きでいられる事に感謝出来た瞬間.

唯あの場面を思い出すと,PTPの曲がもう聴けない.

K君がThislifeの中で”yeah but sometimes I want to quit”と歌う気持ちが分かる年齢になってきた.

Weight of my prideで”You may try to stand up. But you'll realize your dreams are gone”と叫ぶ気持ちも痛い程分かる.

Picturesで”I feel my heart is getting lost.Being myself is painful”と歌うK君に寄り添えた人はどれだけいたのかとか.

どうせ死ぬから,に救われる20代から,社会から切り離せない30代がもうすぐで.それでも後少しだけ足掻いてみようか,とヨルシカを聴きながら来年のことを考える,26歳最後の夜. 

“My weakness calls out my name,
It takes me to the place where I used to live home”
K君のHomeはここにあるとだけ,どうしても伝えたかった.

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