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盤面と集計用紙を見比べなくてよい

「I Go You Go」ではなく「We Go」の陸戦のゲームを見てみたくなって『KampfPanzer』。移動や射撃をすべてプロットするゲームはさぞかし大変だろうと想像していたけれど、そうでもなかった。

ルールどおりに集計用紙を使うと大変なのかもと思う。目標のヘクス番号を書けばよい射撃はともかく、どっち方向に移動ポイントをいくつ消費するかを詳細に書かねばならない移動のプロットはちょっと気が重い。

移動と射撃を盤面に矢印で描き込むようにすると、プレイ負荷は大幅に軽くなる。特に移動は矢印に従ってコマを動かせるので、間違いがおきにくい。盤面と集計用紙を見比べなくてよいのがありがたい。

ターンごとに各小隊の行動を細かく指示しなければならない。にもかかわらず、少なからぬ小隊がパニックになったり、敵の射撃で動けなくなったりして指示どおりに行動しない。射撃はある程度読める。思ったところに思ったように移動させることが難しい。

なるほど、第二次大戦初期の陸戦で指揮官はそういうことをしていたのかも、と納得しそうになっている。他にも「We Go」の陸戦ゲームを見てみたくなった。

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