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レックのゲームなんだから

久しぶりに『関ヶ原』。おそらく四半世紀以上ぶり。今世紀初。

『決戦』シナリオを何度かソロプレイ。四半世紀以上前までは『関ヶ原戦役』シナリオばかりプレイしていた。『決戦』はセットアップまでで、実際に動かしたことはなかったような気がする。

はじめのうちは西軍が勝てないのではと心配になった。レックのゲームなんだから、そんな一方的な設定にはなってないだろうという信頼はあるものの、野戦をすれば東軍が圧勝だし、岐阜城奪回にトライしてもゲームが短すぎて時間が足りないし。

西軍のイージーモードということで、東軍の戦意を全部6にしてみたものの、赤坂強襲は低い土地からの攻撃ゆえになかなか芳しい結果が出ない。

シナリオ開始時点のままゲームが終われば西軍の勝ちで、東軍は合戦で損害を与えたり、近江に進出したり、調略を成功させたりしてVPを稼がねばならない。それゆえ、西軍は自分から動いて合戦に負けたり、近江への道をふさぐ部隊を不足させたりしなくてよい。

西軍が赤坂や岐阜を攻めてよいのは、よほど西軍に有利な状況になったときか、起死回生のギャンブルかのどちらかだと思う。有利な地形に陣取って、東軍が攻めてきたときにガッシリと戦う。迎撃して不利な地形に出ていかないよう注意。

そう思ってプレイしてみてようやく西軍が勝てた。最終ターンに寝返った福島正則がMVP。それまで率いていた東軍の部隊すべてを内戦で壊滅させた場面は、後に歌舞伎の演目や映画の題材になること確実なアツい展開だった。

東軍は家康が美濃に来るのを待っていると、家康の足が遅かったり、天気が悪くて川を渡れなかったり、ゲーム終盤にひどい戦意だったりするリスクがあるので、序盤から積極的に攻撃していいように思う。情報カードの枚数を増やせるし。

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