見出し画像

MATSUI Bankの特徴と使いどころ


特徴と魅力

松井証券が2023年にサービスを開始したネット銀行です。松井証券口座が必要になります(同時に申し込めます)。そしてその特徴と魅力はじつは公式サイトに簡潔にまとめてあります。

終わり。

……では味気ないので解説していきます。

松井証券口座とやり取りしやすい

最初から松井証券と連携しているため、即時入出金できます。松井証券で株取引している場合にはうれしいでしょう。

NEOBANKの一つ

NEOBANKとは住信SBIネット銀行が他社と提携して銀行機能を提供しているもののようです。
MATSUI BankはこのNEOBANKの一つで、外から見ると住信SBIネット銀行マツイ支店となります。MATSUI Bankで検索しても出てこないので振込時はご注意を。

それならMATSUI BankではなくNEOBANKを紹介すればいいじゃないかと思われるかもしれませんが、MATSUI Bankには他行にはない特徴があります。

高い金利

普通預金金利が年利0.2%です。無条件で0.2%。
東京スター銀行やauじぶん銀行やPayPay銀行やあおぞら銀行やしまホ!など0.2%以上のところはありますが、何かしら条件を達成しないといけなかったり、他行振込手数料を無料にするのに条件があったりと使い勝手に難があるところがほとんどです。

NEOBANK共通の特徴

振込手数料が月5回、ATM手数料が月5回まで無料となっています。

定額自動振込、定額自動入金もあります。
定額自動振込は振込手数料無料回数を消費するので考えて設定しましょう。定額自動入金があれば給与振込先を変更しなくても自動で引っ張ってくることができます。

定額自動入金ではスルガ銀行Dバンク支店の場合のみ330円かかります。なぜここだけ名指しで無料NGなのかというとポイ活で過剰に使われたかららしいですね。
参考:スルガ銀行×死蔵クレカ+αで口座振替ポイントを無限に貯める方法

ブラウザから松井証券サイト経由でMATSUI Bankにログインできますが、そこから振込などの重要な取引をする際にはアプリからの認証が必要になります。ちょっとめんどくさいですが、これもまたNEOBANK共通の特徴のようです。

スマプロランクはない

NEOBANKにはスマプロランクというランクがあり、ランクを上げると無料回数が増えますが、MATSUI Bankにはこれがありません。300万以上預けてもランク2相当で固定です。

目標預金額

あるだけ全部、ということになります。

使いどころ

松井証券の銀行ではありますが、条件なしで金利が高く、振込手数料無料も5回あるためメインバンクとしてのポテンシャルがあります。
他行で余った資金はとりあえずここに移動しておくというのがよさそうです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?