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SDGs・持続可能な地球にするために!循環するかどうかを考える!!

大学の頃に所属していた研究室が、資源と環境とエネルギーに関する環境プロセス工学の研究室!
当時はSDGsという言葉がまだ流行っていなかったため、ちょっと興味がある程度で研究していました。どちらかというと、そこの研究室の教授目当てで研究室を選んだくらい。
ただ、そこで学んだことが今のSDGsに密接に関わっていました。
研究といえば未知のものを扱うことが多いので、後になって役に立っているとわかることが多いものかもしれませんが、こんなにも早くその機会が来るとは!?
できる限り発信できたらと思っています。

持続可能な開発目標

SDGsとは、Sustainable Development Goalsのことで、意味は「持続可能な開発目標」ですね。持続可能な世界にするために、具体的に取り組む内容が決められています。
特にヨーロッパではSDGsへの意識がとても高く、先行して取り組んでいるイメージです。これは、まだこれから発展してくるアフリカが近くにあるからだと考えられます。
人口の多いアフリカがこれから私たちと同じように発展してくると、どうしてもエネルギーを使いますし、ゴミも増えます。持続可能でない状態で発展するとかなりの影響が出ると思われるので、アフリカに近い国々は持続可能にすることが急務になっているわけです。
日本の近くでは、少し前までは東南アジアが同じ状態でしたね。
今も開発がどんどん進んでいますが、持続可能ではない状態で開発が進んでいくと地球環境が脅かされます。
対岸の火事とは思わずに、真摯に受け止める必要がありますね。

サスティナビリティとは

「持続する(Sustain)」と「できる(able)」を組み合わせた言葉です。
日本では持続可能性と言いますね。
未来にまできれいな地球を持続させようということです。

わかりやすいのはエネルギーですね。
化石燃料と呼ばれる石油・石炭・天然ガスはエネルギーとしてはとても効率が良く優秀ですが、使ってしまうと元に戻りません。元に戻らないので、これはサスティナビリティではないですね。
一方で、再生可能エネルギーと呼ばれる太陽光・風力・水力・バイオマスは、使ってしまっても元のままです。元の状態のままなので、サスティナビリティです。
※バイオマスに関してはカーボンニュートラルという考え方を知っておく必要があります。
ここで使われるバイオマスは植物などが挙げられますが、植物は根から水分を吸収し、葉から二酸化炭素を吸収(光合成)して造られます。簡単に言うと、水と二酸化炭素でできているということになります。エネルギーにする時に二酸化炭素を排出しますが、植物はこの二酸化炭素を吸収してまた造られるので、循環しているということでサスティナビリティです。

サスティナビリティにするために

サスティナビリティでは、循環を考える必要があります。
人間が活動する以上、何もしないわけにはいかないので。
そこで、何かをする時には、それが巡り巡って循環するかどうかを考えてみましょう!
ビニール袋は、使った後捨ててしまうとゴミになり、埋め立てられます。
循環しないですね。
買い物袋は、一度使ってもまた使うことができます。
循環してますね。
身の回りのことであれば、これくらいで大丈夫です。
本来は、その物自体が創られるまでのことや、費用的なこと、時間的なこと、エネルギー的なことなどまで考える必要がありますが、それはまた別の時に。
まずはサスティナブルな行動をできることからやっていきましょう。

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