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日常の物理学Part11!電子レンジは電波で水分子を温める!

家で過ごす時間が増え、食事も家で食べることが多いですよね?
そんな時に大活躍するのが、電子レンジ!
料理を入れてスイッチ1つでものの数分で料理が温まります。
とても便利ですよね。

電磁波で水分子を振動させている

物質はすべて原子や分子でできています。
水分子(H2O)とか聞いたことがありませんか?
この分子が激しく振動していると温かく、あまり振動していないと冷たい状態になります。
人間も、寒い時は体をブルブルさせて体を温めますよね?
あんな感じです。
電子レンジは、電磁波を出して、物質に含まれる水分子を振動させて温めるのです。

金属類は電磁波を反射させる

電子レンジの取扱説明書には、アルミホイルなどの金属類を入れると危険と書かれています。
電子レンジの内側の壁は金属でできており、金属は電磁波を反射するため、中の食材を効率よく温められます。
そこに金属類を入れると、電磁波が反射されて、増幅されすぎるため、機械の故障の原因となります。

電磁波は殻や膜を通過する

卵をそのまま電子レンジに入れて温めると破裂します。
これは、電磁波は殻や膜を通過して、中から一気に温めるため、振動で破裂してしまいます。
温めるのに効率が良い分、取り扱いはいろいろと注意が必要ですね。

とても便利な電子レンジ!
原理を知って、使いこなしましょう。

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