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日常の物理学Part9!慣性の法則!

電車に乗っている時、発車しようとすると、進行方向とは逆に倒れそうになることってありますよね?反対に、停車しようとすると、進行方向に倒れそうになったり。
これは慣性の法則があるからですね。

慣性の法則とは・・・
力を加えない限り、今の状態を維持し続けようとする性質のことです。
静止している物は、力を加えない限りそのまま静止し続けます。
動いている物は、力を加えない限りそのまま運動し続けます。
ガリレオ・ガリレイがこの性質を発見し、ニュートンが法則化しています。

先ほどの電車を例にすると・・・
電車が発車する時、電車内の人間はもともと止まっています。
電車が動き出しても、慣性の法則で人間は静止し続けようとするため、進行方向とは逆に倒れることになります。
反対に、電車が停車する時、電車内の人間は慣性の法則で同じ速度で運動し続けようとするため、進行方向に倒れてしまいます。
車でもわかりやすいですね。急ブレーキを踏むと、前に飛び出しそうになります。
エレベーター内でも、上がる時は体が重く感じて、下がる時はフワッと浮いた感じになると思います。
全部慣性の法則ですね。

他にも、だるま落としやテーブルクロス引きは、静止を続けようとする性質を生かして、下のものを引き抜きます。
いろいろなところに慣性の法則が潜んでいます。

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