ファミコン雑誌

ファミコンのゲーム雑誌といえば、ファミコン通信(ファミ通)、ファミリーコンピューターマガジン(ファミマガ)、ファミコン必勝本(ヒッポン)、○勝ファミコン(マルカツ)の4大誌。そして少年マンガ誌などいろんな雑誌がファミコンを特集として取り扱っていた。

自分の周りではダントツでファミマガの購読者が多かった。なんといっても裏技の数が圧倒的に多かったからだと思う。自分がもっているゲームの裏技が書いてあると大興奮で実践していた。「この裏技のゲームはあいつが持ってるから行こう」という事もあった。ファミマガの裏技のなかに一つだけ実際にはない嘘が入っていた、答えがのちにわかったときのがっかり感と徒労感といったら…。

次いでファミコン必勝本。内容のバラエティさが印象的、ドラクエのあぶない水着コンテストが毎回の楽しみだったのは懐かしい。のちにウィザードリィや女神転生にはまることになるので、取り扱いの大きかった本誌は必読の雑誌になった。

ファミ通とマルカツはたまに買うという友達がいたのでそれを見ていた程度。初期のファミ通はそれほどの勢いは無かったが、のちに週刊になり速報性が群を抜きレビューが注目されるようになると、一気にトップになった。その他にBEEPを買っていた友達がいたのでソノシートをでかいオーディオで聞いていた。ほとんどが初めて聞くアーケードゲームの曲だったがゲームの曲ということで録音させてもらい聞いていた。当時の録音といえば、レコードを再生するオーディオの前に自分の家から持ってきたカセットデッキを置きマイクで録音していた。

マンガ雑誌では、コロコロがハドソンにべったり、高橋名人のマンガや開発マンガまでのせちゃう感じだった。ジャンプは鳥山明つながりなのかドラクエの情報が袋とじのファミコン怪盗芸魔団などで小出しされていた。これが週刊誌の強みだったんだろう。毎週期待させといてそんだけかーいってなる訳だが

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?