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映画メモ 「WILL」

今日は「福田村事件」と「WILL」の2本をみてきました。東出昌大特集。

「福田村…」の方は昨年公開ながら見逃していたので。人間こっわ、という素直な感想。

でね、今日語りたいのは「WILL」の方。

俳優東出昌大さんに密着したドキュメンタリー映画です。東出さんといえば超国民的俳優でありNHK朝ドラ婚からの不倫離婚事務所解雇、とスキャンダラスな報道が有名でした。
現在は、狩猟免許を取って山に住んで生活しているのだそう。この映画も狩猟シーンが満載でした。

つまり、鹿のシーン。
撃たれる。
殺される。
捌かれる。
食われる。
その後に顔面だけが残されて、目が合います。
あるいは骨になった頭部。

うむ。

いろんな「猟をする人」が出てきました。
自分の農作物を守るために。食べるために。料理するために。楽しみのために。お金のために。迷いながら猟をする人も。東出さんもさまざまに考え続けている様子が描かれていました。

鹿が好きなので、鹿関係の集まりに押しかけて参加することもあります。昨年夏には猟をする人にも直に会いました。革を使って物作りする方とか。
今の日本では鹿はどうしても「害獣」の面が大き過ぎます。「神鹿」と呼ばれる奈良の鹿でさえ、鹿苑に囲われて虐待が疑われる事態になっています。一体いくらの報酬を受け取って鹿を殺して、埋めて処理する人の是非など誰が裁けましょう。

そんなこんな、いろんなこと考えさせられる映画でした。出てくる人がみんな自分の哲学持ってる感じがよかった。(…ドキュメンタリー映画って普通みんなそうかもしれない)

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次は「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」で東出さん見ます。舞台挨拶行けるかな。
(去年先行上映は見た。そのときの舞台挨拶で東出さんご本人見てる。その前に「天上の花」という映画でも拝見しました)

…いつのまにかファンになってしまってるのかも。

こっちは前にも書いたけど、本公開楽しみ。

↑の見出し写真は奈良で撮った躍動する鹿。
日付け変わりました…

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