映画感想文 「コーダ」「誰かの花」
ということで、2月に入ってさっそく3本見てきました。(3本目は前にも見た「異物」というやつを3回目だったので割愛)
今回はネタバレほぼナシ。いずれ「ネタバレ」編も書きたい。
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「コーダ」
1本目はこれ。「コーダ」とは、Children of Deaf Adult/s、聞こえない、聞こえにくい親を持つ聞こえる子供、のことなのだそうです。今ちょっとそのことを調べただけでも、「小さいときから親を守る意識を持つ」とか「成長とともに親に対して複雑な気持ちを持つ」などとありました。
そんな映画です。でもそれだけじゃない。他人とコミュニケーションを取る上で、ここまで複雑ではないにしろ多かれ少なかれこういう諍いはあるものだし、と、一般化してはいけないことであるというはっきりした線引きの表現もあって、見ていてあっちこっちに気持ちを揺さぶられます。
いきなり今年のベストが出た気分です。まだ2月なのに。めちゃくちゃ好きな映画でした。
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「誰かの花」
ジャック&ベティといえば年間最も足を運んでいる映画館ベスト3に入る(と思う)のに、これは渋谷で見ました。わざわざアウェー観戦したような。
なかなかしんどい映画でした。何が正しいのか。何が真実なのか。結局最後まで確信は持てないまま、それでも日々生きていく、てことなのかな。生きていかなきゃいけない。
上映後、トークショーがありました。本作の奥田裕介監督と、中野量太監督(「浅田家!」)。主演のカトウシンスケさんもいらしてました。…さすが東京の映画館は連日のトークショー、すごいなあと毎回新鮮に驚きます。
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そして「異物完全版」を。
この日は本作の宇賀那監督、「ミッドナイトスワン」とかの内田英治監督、そして田中俊介さんのトークショーでした。
映画って、撮影してから公開されるまでかなりの時間差があるものなんですよね。特に今はコロナ下で公開順も混乱してそうです。そんな2人から聞く「ミッドナイトスワン」は、もう懐かしい過去、みたいで、そんな関係性もなんかいいなあと眺めていました。
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更新遅れました。
↑見出し写真は渋谷。
THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの新アルバム記念フラッグがあるというので映画の前に写真撮りまくりました。これはわたしの推しやましょうさん。夜の光景もなかなか。
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