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ネタバレもある映画感想10/6「僕と彼女とラリーと」「MINAMATA」「TOVE」

あと9/29には「空白」も見てます。これも圧倒されました。つくづく、こないだ車にかすって自転車でコケたときに対向車がいなくて良かったと思いました。マジで震えた(←余談)

今日は夏休消化でした。映画.comと乗換案内をフル稼働して練った水曜レディースデイプログラム(と思ったけどイオンシネマにレディースデイはない。そして109シネマズの水曜日は女性だけでなく誰でも1200円ですって)。

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まず1本め。
「僕と彼女とラリーと」

演劇をやっていて親が死んだからと呼び戻されるという設定は実は経験者だったりするのですが、見ているときはそんなこと忘れてました。あとになってそういえばなんか経験あるなと。そのくらい自分の話も遠くなってしまいました。わたしもあのときに店をつぶさずに継げばよかったのかなあ。などとどうでもいいことを考える。うむ。
景色が素晴らしいです。田中さんが「CGでもなんでもない絶景」と仰っていたのはたぶんあのシーン。うちの夫が大好きなやつです。

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電車で移動して、2本め。「MINAMATA」。


これは、めちゃくちゃ引き込まれて見ました。この公害病は子供の頃に患者さんの映像を見ていまだに焼き付いているし、今職場に写真記録の本もありますが小学生に見せるのはどうなのかと配慮があって書庫に眠っています。そんな光景がこの映画の中にもありました。といって、ドキュメントではないのだから誰かが演じているということで、最後に字幕見て驚きました。患者さんの役を演じていたのが「デッドエンドの思い出」に出ていた方だったので。

そしてTwitterでこんなのも見つけました(今、ですが)。

返信の中には「今の水俣市にとっては今更騒いでほしくない」という視点もありました。ヒロシマとかナガサキとか、フクシマとか、こうやってカタカナで呼ばれることに拒否反応があるのもわかるような気がします。「住民」とそうでない人の差というか。
でもやっぱりいろいろと思うところがあったので、関連本を図書館で予約。写真集も見てみたい。

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そしてラストは「TOVE」。ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの半生。

公式サイトなどでは「ムーミンはいかにして生まれたのか」的な煽り文句があったので、そういう創作裏話を期待していきましたが…なんか違いました(「リンドグレーン」でも同じような落胆をしている)。「燃ゆる女の肖像」「アンモナイトの目覚め」みたいな作品。つまり同性愛をメインに描かれていて、…わたしはあまりこの手の映画が好きではないのだなあと思いました。でもよく考えると男女でも恋愛メインの映画はどうでもいいと思いがちなので、異性同性という問題でもないのかもしれません。
やっぱりもうちょっとムーミンを作り出した背景みたいなものを見たかったかなあ。音楽とか楽しかった。

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↑の写真はこないだ長男の誕生日に、ありあわせの果物や買ってきたパイシートで作ったフルーツタルト的な。下からパイ生地、ババロアっぽいクリーム、煮たリンゴ、クリームチーズヨーグルトというのを加えた生クリーム(どちらのクリームも少しゼラチンを使った)、梨、ぶどう、余ったゼラチンで作ったレモンゼリーを散らして。切り分けた瞬間に自動的にトライフルみたいになってしまった。笑。味は美味しかったのでヨシ。

金曜日も映画ハシゴの予定。楽しみー♪

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