年始から確定申告に向けて取り組もう。でも、その前に税務絡みのイベント忘れてませんか。

こんばんわ、皆様と一緒に成長していく公認会計士・税理士のガッツです。

今週から仕事はじめの方も多いと思います。
まだまだこれからエンジンかけると思いますが、個人事業主の方にとっては確定申告のことを考えないといけません。

確定申告のことを考える前にやることが・・・・。という話です。

1.忘れがちですが、中小企業や個人事業主に必要な税務イベントって?

どうしても、所得税や消費税の確定申告のことを考えちゃいますが、1月に実施するべき税務イベントがあります。

①源泉の申告:給料や、士業に報酬を払っていたりする場合は、支払時に源泉を支払うと思いますが、原則的にその申告と納付が必要です。

②法定調書の申告:給料や、士業に報酬や、家賃を支払っている場合に原則的に必要な報告です。

③給与支払報告:給料を払っている場合に原則として必要な報告です。

④償却資産申告:高額な備品(20万円以上)を保持している場合に必要な申告です。

2.これら年始の税務イベント、実は地味に大変です。

実は、これらは、①は1月10日(半年1回の納付特例している場合は1月20日)、②③④は1月末が期限なんです。

①②は税務署、③は従業員が住んでいる市町村、④は償却資産を保持する市町村に申告がいります。

期限はタイトですし、申告する場所もバラバラですから、大変です。

法人の方はほぼ当てはまると思います。個人事業主は給料の支払いがない方などは該当しないものもあると思いますが、該当しないことをきちっと確認しておく必要はあるでしょう。
法人だと決算期がバラバラですが、1月のイベントは必ずやってきます。

3.1月の税務イベントをするために、実は大事な事。

確定申告は3月15日が期限だし、2月ぐらいから頑張ろうなんて方もいらっしゃると思います。
しかしながら、上記①から④を行うために、少なくとも、これらは固めておかないといけなんです。
・給料
・社会保険
・源泉
・固定資産
・報酬の支払い(士業、外注費など)

4.最後に

1月に税務イベントがあるよという話をしましたので、あまり詳しい要件は書いていません。何を申告するべきか、申告対象になるかはじっくり確認が必要です。

僕も4日からロケットスタートしましたが、なかなか終わりません(泣)。
3日間で、これだけ送信しました。先は長い。
①の源泉:12件
②の法定調書:13件
③の給与報告:11件
④の償却資産:14件

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