書き手がやってるコミュニティとイベント前の話~「長く続くコミュニティ」のヒケツとは? #CMCHUB 極私的イベントレポート vol.0
5/23(火)に行われたコミュニティについてのイベント「「長く続くコミュニティ」のヒケツとは? #CMCHUB /Community Manager night!」に参加してきました!
運営は「CMC HUB (Community Manager Community HUB)」さん。
「コミュニティマネージャー感謝の日」Meetupを年1回定期開催することを目的としてはじまり、現在は、自分に合う「コミュニティマネージャー向けコミュニティ」を見つける場所、コミュニティ同士のコラボレーションのきっかけを提供する場所を目指して活動しているそうです。
詳しい説明はこちら↓の記事に。
CMCからCMC HUBへ ? CMC HUB ? Medium
https://medium.com/cmc-hub/cmchub-start-bfc7c2291aa3
普段からイベントに参加するのは好きで、いろいろな種類のイベントに参加してるんですが「コミュニティ」をテーマにしたものは久々。
現在、さまざまなプロジェクトを通してコミュニティづくりの形を模索してますが、未だに、長く続く仕組みは見えず。
そのお知恵をお借りしようと参加検討したところに、「[メディア枠](ブログを書いたら参加費無料)」という嬉しい選択肢があったので、飛びつかせて頂きました。
※無料でなくても参加したいと思っていたところだったので、ありがたかったです。
ただ、一時期は、イベントに参加する度に記録として書き残していた時期もあったのですが、最近はめっきり書かなくなっておりまして……。
まとまりのない文章になる可能性が高いですが、現役で新たなコミュニティづくりを実践している人間目線のレポートということでお楽しみ頂ければ幸いです。
もう既に公式のレポートや感想まとめも出ていますし、これからWebメディアの記事も出るということですので、正しく読みやすい情報はそちらを見て頂いた方が良いかもしれませんw
ということで、簡単に自己紹介を。
※興味がない方はこちらから本題へ飛びます。
書き手がやってるコミュニティ
書き手の私は、岩嵜 修平(いわさき しゅうへい)と申します。
1987年東京生まれのフリーランスで、主に、エリアガイドの編集や、地域コミュニティづくりのお手伝いなどをさせていただいております。
他に、プライベートでの活動として、新たなコミュニティづくりの実験を色々としておりまして「☆☆夜会」「初体験の会」「U30 TOKYO Regional Travellers(ゆとり旅)」「ライフワーカーズギルド」というプロジェクトをやってます。
※他にも「谷根千人のための谷根千人視点メディア『谷根千コレクション』」「東京のボッチ生活を楽しむメディア『東京ボッチ生活』」「スポーツと遊びとゲーム研究会『サグラボ』」とかとかあるんですがこちらでは割愛。
「☆☆夜会」は、少人数で1つのテーマについて語り合う夜のイベント。誰でもどこでも開催できることを大事にしていて、文京区根津からはじまり、現在、隣の千駄木、神保町、浅草橋へと展開中です。「法律犯さなければどんなテーマでもOK」なので、多種多様なテーマでやってます。
☆☆夜会
https://www.facebook.com/NezuNightParty/
「初体験の会」は、今までにやってみたかったけど出来なかったことや、行ってみたかったけど行けなかった場所に、集団の力を使って、やったり、行ったりするための会。今までに、柴又観光に出かけたり、谷中七福神を回ったり、川崎ハロウィンに行ったりしてきました。
初体験の会
https://www.facebook.com/first.experience.society/
「U30 TOKYO Regional Travellers(ゆとり旅)」は30歳以下の若者が東京近辺の魅力を発掘する旅のプロジェクト。先月に立ち上げたばかりで、初回は谷根千を回りました。基本的には個人行動し、最後に、各々の視点で見たまちの魅力を紹介してもらいます。
U30 TOKYO Regional Travellers #ゆとり旅 - ホーム
https://www.facebook.com/U30TOKYORegionalTravellers/
「ライフワーカーズギルド(LWG)」は、ライフワークを個人でする者同士、支え合い、時には一緒に新たなコトを生み出すためのグループ。スケジュールを共有するなどして、〆切意識の薄いライフワークを支え合う動きをし始めていますが、こちらは今月立ち上げたばかりで、まだ方向を模索しているところです。
ライフワーカーズギルド
https://www.facebook.com/groups/122037695016585/
いろいろと立ち上げてますが、個人的に作家性とまでは行かないまでもコミュニティをつくるにあたっての共通コンセプトみたいなものはあって。それは「個人を最重要視したコミュニティ」であるということ。
「☆☆夜会」では、参加者全員が話す機会を設けられるようにしていますし、「初体験の会」も一緒には行くものの基本的には個人で自由行動。「ゆとり旅」も基本は個人でまちあるきしてもらいます。「LWG」は個人の活動を支えるためのグループですし。
僕は、いつだって面白いものは1人の人間から生まれると思ってますし、1人の可能性はもの凄い大きいと信じています。
その一人ひとりの可能性を最大化するためにこそコミュニティがあると考えています。
もちろん、社会を構成する役割は多種多様で、それぞれの役割をやりたい人や適した人が居ます。そうした役割の可能性を最大化すること。
その一助となることが、僕のはじめたコミュニティの目的であったりします。
今は、こうしたコミュニティをどんどん広げていくこと、誰もが運営側になり主役になれる場を増やしていくことを目指しているところです。
そんなコンセプトありきのコミュニティですが、勢いではじめることは簡単ですが、なかなか継続するのは難しい……。
そんなことを日々、思い悩んでいたところにバッチリなテーマ「「長く続くコミュニティ」のヒケツとは?」についてゲストが語るイベントが開催されました。
イベント前の話
イベントの会場は、渋谷駅から道玄坂を上っていく途中のビル2Fにある「BOOK LAB TOKYO」さん。
"渋谷・道玄坂にあるコーヒースタンド併設の本屋"をコンセプトとされてまして、その字の表す通り、本屋さんの中にコーヒースタンドがあります。
本のラインナップとしては、オーナーさんがウェブサービス(先日、メルカリとの競合で話題になったブクマ)を運営されるIT社長さんであることもあってか、システムやデザイン、ビジネス寄りのものが多いですかね。
僕自身も基本的にはノマドワーカーなので、電源とWi-Fiが使えるカフェがありがたく、渋谷に寄る時は何度か利用させていただいておりましたオンラインチケットサービスの大御所が受付とは何かの冗談かと思いましたが、名前を伝えると、さすがはプロ中のプロ、テキパキとチェックインを済まされ。
さて、開場10分後くらいに会場に着くと入口で受付をされていたのはPeatixのお偉いさんとConnpassのお偉いさん。
オンラインチケットサービスの大御所が受付とは何かの冗談かと思いましたが、名前を伝えると、さすがはプロ中のプロ、テキパキとチェックインを済まされ。
渡されたのは、名札代わりのシールと付箋4枚とアンケート。
シールは参加者の名前を、付箋は登壇者に対する質問や感想を書くものだそうです。
自分自身もイベントを運営している身として、ここら辺のギミックが気になってしまうのですが、ここまでは普通でした。アンケートも一般的なものでした。
開場の時間が開始の30分前と早かったので、来ている人はまばら。
会場のキャパは80人ほどということなので、1/3くらいが集まっているくらいでした。
目の前には大きなスクリーンが。プロジェクタで諸注意事項とイベント用のハッシュタグが大写しにされています。
文字情報だけで伝えるよりは、イラストや画像で伝えるのは分かりやすいなと思いつつ、付箋のイラストだけだと何をしたら良いのか分からないなとも。
当日のタイムラインはこんな感じ。
開始までの時間、司会の最所あさみさんが繰り返し「前に詰めてください、お願いします」と仰っていたのも印象的でした。口調が切実な感じで、機械的に言われるよりは心を動かされるものがありました。
ただ、座る席って、必ずしも前の方に座るのが好きって人ばかりではないのですよね。
僕自身は映画も後ろの方で観るタイプで、目の前でワチャワチャ動いているのがあまり好きじゃない。俯瞰で観ていたい。
あと、何らかのアクシデントが有って会場外に出なければいけなくなった時に、なるべく他の人に迷惑を掛けない形で出たい。
なので、早めに会場入りしても後ろの隅の方に座ることが多い訳です。
「前に詰めて」というのは至極、真っ当な話で、イベントが開始してから入ってくる人なんかは、前の方には行きづらいですからね。
そこら辺は声掛けというよりは、前に行くメリット(質問挙手で当たりやすくするとか)を提示したり、席間の距離を広げて通りやすくしたり、前の方の席を目立たない位置に設置したりするなど、レイアウトづくりで解決すべきところなのかなとも思いました。
(最近、大きいイベントを主催してないので机上の空論で書いてますが)
そんなこんなで19:30。
司会の最所さんの挨拶から会は始まりました。
挨拶の流れで、「ハッシュタグを実際に投稿してみましょう」という呼びかけが。一般的なイベントだと、ハッシュタグを掲示するだけだったり、紹介するにしても簡単に言及するだけだったりするのですが、今回は実際にActionまでさせると。
ただ、これも実際に効果が有ったかというと難しく、実際にタイムラインを眺めてみると、ハッシュタグを使って投稿する人はするし、しない人は全くしないというものでした。
そもそもTwitterやってない方も多いと思いますが、ここら辺もハッシュタグ付けて投稿するメリット(投稿してくれた人はドリンク1杯無料など)を提供することで改善できるものかと。
どうでも良さそうなことばかりを書いていますが、公式レポートや他のメディアさんの記事には書かなさそうなことを書きたい余りの悪あがきです。しばし、ご勘弁ください…。
(つづく)