よりきゆかり通信『ぼ』 #006 顔で笑って

依祈縁(よりきゆかり)ファンの皆様、こんにちは。

3/27。南堀江KnaveのLIVEにお越し頂き、また配信をご覧頂き、誠にありがとうございました。

また泣いて歌っていた件については、もう触れるのは辞めておいて。

今回は依祈が関東に活動拠点を移すため、約3年間活動していた大阪を離れる前のLIVEとなりました。

その3年の間、大阪では多くの出会いと、経験と、学びがあったようです。

そして、多くの困難と、苦悩があったと聞いています。

ありがたい事に、KnaveさんのLIVEには、そんな3年間を見守ってくださった方にもたくさんご来場頂いておりました。

そんな皆さんに「最高のLIVEでした!」と潤んだ瞳でご感想を頂けたんです。

これ以上ない喜びです。

特に、依祈のオリジナル曲『陽 -ヒカリ-』は、これまで歌っていた曲と同じとは思えないぐらい本当に素晴らしい歌に生まれ変わったと、最大の評価を頂き、私も嬉しさで震えてしまいました。

以前、松田聖子さんの楽曲を担当していた先生が「名曲はシンガーが作るんだよ」というお話を聞かせて頂いた事を、その時ふと思い出しました。

そして、ここからは私個人の感想となります。

3/14に歌わせて頂いたドン・キホーテ梅田本店でのストリートライブから2週間。

この間にも、私と依祈との間にも様々な葛藤がありました。

そして、小さくも強い成長がありました。

そいうった意味でも、今回のLIVEは私と依祈との集大成でもあったと感じています。

「歌には人間力が必要」

それが私の指導方針です。

その方針のもと、依祈の歌に対する向き合い方から調整(調教??)を始めたのが、約1年半前。

それは彼女との戦いの歴史でもあった訳です。

二人共、体力の限界となり極限状態になりながらも、歌う姿勢や考え方について、何度も何度も朝まで向き合って来ました。

でも、そこまでしなければ。

正面からちゃんとその人に向き合わなければ、人は簡単に変われないんです。

もし依祈の歌が以前と変わったように届いているのならば、それは皆さんが依祈の〝魂〟に触れているからだと思います。

依祈が本当に伝えたい事に触れているからだと思います。

これまで、自分の正直な気持ちを人に伝えられなかった依祈。

彼女がいつも笑顔でいる本当の意味を、どれぐらいの方が理解していたでしょうか。

そして、いま彼女の笑顔は、本当の笑顔になりつつあります。

だから初めて、歌を通して、彼女は本当の素直な気持ちを伝えています。

それが、歌いながら涙してしまう理由なんです。

もし、同じように生き辛い人生を歩んでいる方がいらっしゃるのなら。

依祈の歌を聴いてみてほしいな、と思います。

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