お客様が呼べていないシンガーの皆さん。

ちゃんと、お願いできていますか。
そして、そのお願いは上手にできていますか。

「すしざんまい」の深夜営業がかなり厳しかった頃、社長はある方達にお店に来てほしいとお願いしたそうです。

それが、銀座のママや、ホステスさん。

社長は「日本が世界に誇れるビズネスの１つに、銀座のママさんがある」と話した上で、こんな事を言っています。

〝お願いが上手にできる人、たくさんできる人が、トップにのし上がる人間という価値観をちゃんと持っている〟

つまり、こういう事です。

銀座のママやホステスさん達は「今日ボトル入れてほしい」とおねだりする事で売上を上げて行きます。

でもただお願いしても人は動きませんから、相手（お客様）を楽しませたり喜ばせたりする事で〝上手に〟おねだりをする訳です。

これを出来る人が「トップになれる人」で「その価値観を持っている」という訳です。

その銀座のママ達に、社長も〝上手に〟お願いして回ります。

「うちのお店にお客さんを連れてきて下さい」と。ボトルを入れながら。

その結果、「すしざんまい」の深夜営業は大繁盛し、築地の名物になり、「すしざんまい」の名前が全国的になった、という訳です。

さて、ここまででおわかりになりましたか。

お客様を呼べていない方は、ただお誘いしているだけではないですか。
中には、お誘いさえもしていないのでは。

ただお願いするだけでは、お客様やファンは増えません。

考えなければならないのは、〝上手〟なお願いです。