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インド国内旅行(27):ハイダラーバード2021

概要

  • 目的地:Hyderabad/ハイダラーバード(ハイデラバード)(3回め)

  • 旅行期間:2022年11月3日(水)〜7日(日)

  • 宿泊:Taj Deccan, Hyderabad

  • 目的地までの移動手段:IndiGo(BLR→HYD→BLR)

  • 空港から/への移動手段:Uber

  • 旅先での移動手段:徒歩、Hyderabad Metro、Uber

  • 歩数:26081/19239/27168/29803/18590

2021年11月3日(水)

J先生のディーパーワリ休みは金曜日(Balipadyami)のみだけど、今日は文化の日だし明日はDeepavaliのメインの日なので勝手に5連休。三度めのハイダラーバードに、ちょいと茶を飲みに行ってきます。

Rajiv Gandhi International Airport(HYD)に到着し、Uberでホテルへ。有名なおさかなビル(National Fisheries Development Board)、車窓からわりときれいに撮れた。

Taj Deccanにチェックインして出かける。
チャーイ1杯め:Cafe Nilofer(旧店舗). Osmania biscuitとともに。
Google mapで確認できなくなっていたため(注:今はある)、Uberで乗りつけて存在確認。改装されていて、店内のシブい立ち飲み席はなくなっていた。おそらくCovid-19対応で店名入り紙コップになっており、最大の魅力だったカップ&ソーサーは使われていなかった。いろいろ残念だけど、ちゃんとお店があって賑わっていてよかった。やっぱりこっちのお店が好き。

歩いてNampally方面へ南下。
Alhamdulillah Hotelで昼ごはん。Talawa goshと、Sheek kabab頼んだらなくてMutton masala(いずれもbeef)、それにRumali roti。牛肉ラブではないけれどムスリム料理の牛肉モノは気になる。もしかしてBeef haleemも年中あったかも。途中で「Rotiのおかわりは? Sheek kababもできたよ」と言われたけどそんなには食べられない。パーティションの花模様がインパクト大。裏にベーカリーもあった。

チャーイ2杯め:Cafe Tabandah. パルミエ風のお菓子とともに。
丸いたてものが素敵なので入ったカフェ。一説によれば、Irani Cafeや茶餐廳は汚らしくこぼれているのがよいカフェの証らしい。真偽のほどはともかく、以前は「こぼれてなければもっといいのに」と思っていたのが、だんだん「やっぱりちょっとこぼれてないとね」と思うようになった。名前を聞き取り損ねたけれどお菓子もうまかった。

ハイダラーバードでいちばん好きなベーカリー、Subhan Bakeryに寄っておみやげのビスケットを買ってから、Hyderabad Deccan Railway Stationへ。かなり手を加えられているようだが、この駅は1907年に建てられたものらしい。

乗らないのにNampally Metro Stationに寄って、Hyderabad Metroのスマートカードを手に入れる。とりあえず100ルピーチャージ。

近くにあるアール・デコ建築、Moosa Buildingを見に行く。途中、街角の時計やさんで目を引いた時計。
残りの写真はいろんな日に見た時計たち。James Street Police Station(2), Moazzam Jahi Market(3), Clock Tower(4). 

Moosa Building. 表から見えないところにいろいろ装飾があったはずなのに、探すのを忘れてしまった。

少し南下してMozam Jahi Marketへ。まずはFamous Ice Creamでおやつ。わたしはあまり映えないFruit salad、J先生はTop notch.
白いおにいさんがひとりで来たのでひそかに注目していたところ、白いアイスを食べていた。

ここMoazzam Jahi Marketは、1935年に当時のニザームが建てたフルーツマーケット。なぜかいまはアイスクリームやさん街になっているけれど、それ以外のエリアには果物やさんもある。毎回来ている好きな場所だけど、2020年にリストアされたらしく、そのあとでははじめて。

ハイダラーバードでは、やはりモスクやダールガーに遭遇する頻度が高い。昼過ぎから今までうろうろしていたNampally周辺のエリアでは、Tek ki Masjid, Dargah Yousufain, Masjid-e-Babaruddin Shah, Ek Minar Masjid, Jumma Masjid Khurshid Shahi, Masjid-e-Mahboob Shahi, Masjid-e-Aameraなどを見た(写真後掲)。
Gandhi BhavanからメトロでRTC X Roadsへ移動。乗り換えのMG Bus Stationから見た夕景。

RTC X Roadsに到着すると、高架の駅から出る途中でSaptagiri Cinemaが見下ろせて興奮。館名の字体など特に上部のデザインがいいので、上から見るととりわけ素敵だ。下りて下からも見る。

このあたりは、バンガロールでいうとMajesticのような映画街である。Saptagiriのすぐ近くにはSandhya Theatreがあるので、ここも見る。カットアウトは“Romantic”と“Most Eligible Bachelor”. 

近くには、宇宙感のあるミナレットが白く浮かびあがるMasjid-e-Azamabad(1).
写真は今日見たモスク、ダールガーをまとめて。Dargah Yousufain(2-3), Ek Minar Masjid(4), Masjid-e-Aamera(5-6), Cafe Tabandahから見たTek ki Masjid(7), Masjid-e-Mahboob Shahi(8), Masjid-e-Babaruddin Shah(9), Jumma Masjid Khurshid Shahi(10). 

Bawarchiで晩ごはん。ビリヤーニー1皿め:Chicken biryani.
店員さんがサーブしてくれる前に「ちょと待てー」と言って素早く撮ったため、本来ならMirchi ka salanとDahi chutneyも並べて撮るべきところ、その余裕がなかった。

このあたりの映画館は初ハイダラーバードのときにひととおり回っているけれど、せっかくなのでもうひとつのステキ映画館Sudarshan Theatreにも行っておく。カットアウトは“Varudu Kaavalenu”. 

チャーイ3杯め:Andhra Cafe.
ここも丸いたてものに惹かれて。ここでは白いカップ&ソーサーやチャーイグラスも使われていたのに、わたしたちには紙コップで来てショック。しかもチャーイなのにNescaffé. インドには珍しく、タバコももくもくの店でもあった。

メトロでホテルに帰る(RTC X Roads→MG Bus Station→Irrum Manzil)。ハイダラーバードもあんまりディーパーワリ感はない。
予想どおり今日はお酒にありつけなかったし、たぶんCovid-19対策で部屋の冷蔵庫には何もないので、ゼイタクにもルームサービスでKingfisher ULTRAを呑む。

2021年11月4日(木)

2日めの朝ごはんはホテルで。最初なので無難にプレーンオムレツを作ってもらった。クロワッサンは見た目がなんちゃってのわりにおいしい。チャーイ屋台みたいなのがあったので、チャーイカウントを増やせるかと期待したけどFilter coffeeでした(それはそれでうれしい)。

UberでChowmahalla Palaceへ。100年以上かけて1880年代に竣工したニザーム藩王国の宮殿。2005-2010年に修復され、ユネスコアジア太平洋文化遺産保全賞をとっているらしい。ここはとてもよかった。建築はもちろん、展示も興味深かったけれど、時間が足りないので歴史をざっとでも勉強して行くともっと有意義だろう。当然外国人料金が設定されていて、しかも「AadhaarもPAN cardもインド人の証明にはなりません、認められるのはIndian passportのみ」と窓口に明記されていて払うしかない。

チャーイ4杯め:Nimrah Cafe & Bakery. Khari biscuitとともに。
残念ながらここもカップ&ソーサーからオリジナル紙コップに変更。でもCharminarに乾杯もできたし、Khari biscuitもうまい。

Charminarのまわりの旧市街には、モスクっぽい建物がたくさんある。Ashoor Khana Naal-e-Mubarak(1), Masjid-e-Moti Begum(5)など。小さくて地図にも載っていないようなところも多い。
写真は今日見たモスクなどをまとめて。Jama Masjid Afzal Gunj(2-3), Masjid-e-Chaman(4), Jama Masjid Siddiamber Bazar(6). 


Hotel Nayaabで昼ごはん。Malai spl. paya(Paya masala)とTandoori roti. 
最後の写真は、ネオンがついているところを見たいと思って後日撮ったもの。

チャーイ5杯め:Hotel Nayaab. 食後の一杯をCaramel egg puddingとともに。
カラメルソースの色がうすすぎる。

インスタで見かけてぜったい来たかったBadshahi Ashurkhana. Ashurkhanaというのはムハッラムの行事などを行うシーア派の集会所らしい。入口の幕をめくって覗いていたら、うしろに人の気配がしてここのエラいひと(たぶん)が。「入ってもいいですか?」と聞いたら「もちろん」とのことだったので、入って見させていただきました。内部の装飾がとても美しい。

川向うまで北上して、State Central Libraryを見に行く。ちょっと築地本願寺みたいなデザインで、ぜひとも見たかったところ。もともと今日は予定していなかったけれど、道順の都合がいいから来てみたのに定休日だった。とりあえず格子の隙間から見る。

チャーイ6杯め:New Grand Restaurant & Bakery。
ここも既成品紙コップ。

このあたりで見かけたモスクは、Masjid-e-Chaman, Jama Masjid Afzal Gunj, 
Jama Masjid Siddiamber Bazarなど(写真前掲)。

UberでPrasads Multiplexへ移動。
大きなLarge Screenで、タミル映画(英語字幕)”Annaatthe”を初日観賞。わざわざハイダラーバードに来てタミル映画観ててごめんなさい。
意欲的な作品が続いていたラジニ様だが、今回はヒロインズがわりと活躍する以外はクラシカルなマサラ映画という印象。コルカタが出てくるけれど、ほとんどロケはしておらず、あまり魅力的に使われてはいない。
ポスターはテルグ版(“Peddanna”)しか見当たらなかった。終了後、立ち入れないところのポスターを遠くから撮ってたら、警備員さんが「あっちに近いのがあるよ」と教えてくれる(恥づかし)。

Paradiseで晩ごはん。ビリヤーニー2皿め:Mutton biryani. Chettinadu murg kebabとともに。
旅先でレストランを選ぶ基準のひとつとして、支店のない店が優先順位トップ、バンガロールに支店のある店が最下位、というのがある。だから後回しにしていたのだけど、映画館の隣にあったのではじめてハイダラーバードのParadiseに来た。壁にダヌシュいました。

チャーイ7杯め:Paradise. 晩ごはん後の一杯をOsmania biscuitとともに。
レストランにチャーイはなく、隣に立ち飲みのチャーイ&ベーカリーコーナーがあった。オリジナル紙コップ。

メトロでホテルに帰る(Khairatabad→Irrum Manzil)。ディーパーワリのメインの今夜はさすがに賑やか、いや五月蝿い。
ホテルから“Happy Diwali”のお菓子をいただき、またKingfisherを呑む。

2021年11月5日(金)

メトロでSecunderabadへ(Irrum Manzil→Ameerpet→Parade Ground→Secunderabad West)。
朝ごはんにAlpha Hotelのキーマを食べに来たのだけれど、9時すぎてもう売り切れていた。しかたがないので下のベーカリーコーナーへ。
チャーイ8杯め:Alpha Hotel. Maska bunとMalaiとともに。
ここもオリジナル紙コップ。Maska bunは中身がバターとザラメだったので、全体的にちょっと甘すぎた。別途Malai bunというのがあったみたいで、そっちがよかったかも。

チャーイ9杯め:Garden Restaurant(ベーカリーコーナー). ハシゴしてOsmania biscuitとともに。
単に開店時間前なのかもしれないけれど、レストランのほうは開いていなかった。

このあたりも映画館が点在しているところ。
Prashant Theatreは改装中。門に‘TODAY NO SHOWS’の札がかかったままだから、閉館はしていないと思いたい。

Nataraj Cinemaは閉館。Nataraj 70mmの看板もそのままに残っているのはうれしいが、家具やさんにしておくには惜しい建物。

ハイダラーバードもアール・デコ建築が多いことを知ったのは比較的最近である。住宅が多いのでなかなか情報を得にくいが、Rashtrapati Road(RP Road)界隈に比較的集中しているということで建築散歩。2枚めのArya Samaj Mandir(ヒンドゥー寺院)以外は一般住宅だと思われる。

やはりアール・デコのMahalakshmi Mansionは、どこにあるのかわからなかったのだけれど、MG Roadを北上していて偶然見つけた。横にとてもデカい、かつ部分的に改築されていて、全体像が捉えきれない。

Secunderabad周辺散歩で見かけたモスク、ダールガーは、Masjid-e-Tipu Sahib(6-7),Dargah Hazrat Syed Hasham Ali Shah Quadri(4), Dargah Hazrath Syed Jalaal Shah Baba(3), Sunnipura Masjid(1), Masjid-e-Mohammedia(5), Masjid-e-Nallagutta(8), Jamia Masjid Secunderabad(9)など。
写真は午後見たMasjid-e-Hussaini(2)もまとめて。

チャーイ10杯め:歩き疲れてParadise本店。
メトロの駅名にまでなっているParadise本店前に来たので、一杯飲んでいくことに。小さなベーカリーコーナーで立ち飲みしたのだけど、本店なのにこれだけのスペースしかないのはヘンだなと飲んでから気づき、よく見たら屋内の立ち飲みスペースもちゃんとあった。さらによく見たら座れるカフェもあった。

ランチ難民になって、UberでBanjara Hillsへ。
Roastery Coffee Houseで昼ごはん。Roastery special zucchini friesとVeg penne in basil cashew pesto。ここはハイダラーバードのサードウェーブコーヒーの草分け的なところのようで、Monsoon Malabarのpour-overをおいしくいただいた。アール・デコっぽい民家をリノベーションした建物も見どころのひとつ(というかそれ目当てで来た)。このお店はコルカタにもあって、そちらもよさげな雰囲気なので毎回行こうと思うのにまだ行けてない。

Mountain Bakeryでビスケットを買ってからKasu Brahmananda Reddy National Parkへ。
ここへ来た目的はMasjid Chiran Palace. Google mapで写真を目にしてそのモダンな姿に魅了され、ぜひ訪れたいと思っていたところ、Chowmahalla Palaceの展示でMukarram Jah(ニザーム)が建てたモスクだと知った。ハイダラーバードで最も素敵なモスクだと思う。
Kasu Brahmananda Reddy National Parkはもともと王家の土地であったところで、自然がそのまま残された広い公園。

SodaBottleOpenerWalaで晩ごはん。一食はハリームを食べたいと思っていたところ、SodaBottleはHyderabad店のみ、しかも年中提供しているとのことだったので(注:最近はほかの支店でも年中出してるっぽい)。ハリームを年中出しているお店はほかにもいくつか見つけたけれど、ここのを一度食べてみたかったし、呑みながら食べられるというのも大きい。Chicken haleem、あっさりめですごくおいしかった。Hyderabadiはビリヤーニーよりハリームのほうが好き。

チャーイ11杯め:SodaBottleOpenerWala。いつもの味の、晩ごはん後の一杯。

Uberで帰る。

2021年11月6日(土)

朝ごはんはAlpha Hotelふたたび。ここのKheemaがどうしても諦められなかったので、4時半起きでメトロではなくUberで直行(すぐ着いた)。初ハイダラーバードの最初のごはんもAlpha Hotelで、しかもKheema目当てだったけど、朝しかないと言われたのだった。5年越しの望みがかなってやっと食べたキーマ。

チャーイ12杯め:Alpha Hotel(again). ベーカリーコーナーで朝ごはん後の一杯。
ビスケット類も食べたいけれど、ここのはなぜかとても大きい。

MG Bus Stationまでメトロで行って、そこからUberでMasjid-e-Qutub Shahiへ。テランガーナで最も古いモスクのひとつで、増改築されているけれど古い部分は築450年らしい。足場が組まれているものの工事をしている様子はなかったのだが、州政府から資金が来ず、修復工事ができないという2年前の記事を見つけた。パンデミックもあったし、その後まだそのままだとしたら早くなんとかしてほしい。

近くの映画館、Alankar Cinema. 

せっかくハイダラーバードに来たのだから、NTR像のひとつも見なければ、と思ってGoogle mapで探して見つけたのがココ。金ピカでそれなりにインパクトもあるから、これで代表してもらおう。バンガロールをウロウロしていてラージクマール像に遭遇するほどには、ハイダラーバードでNTR像には遭遇しないように思います。

UberでQutb Shahi tombsへ。入口の場所がよくわからなかったにもかかわらず、Uberアプリで指定した行き先のチェックと、車が走っている場所のチェックを怠った結果(いつもはけっこうちゃんとやっている)、変なところで降ろされて入口までめちゃくちゃ歩いた。
Qutb Shahi tombsは、Qutb Shahi dynastyのスルターンたちのお墓である。ここもとてもよかった。2013-19年に修復されたらしいけど、観光地としてはまだ整備途上で、そのぶん人が少なくてのんびりしているけど不便でもある。いようと思えば一日楽しめそうなのに、なんと女子トイレが閉まっていた(怒)。夕焼けが映えそうなので、今度は夕方行きたい。

Uberで移動して、Shah Gouse(Toli Chowki店)で昼ごはん。ビリヤーニー3皿め:Chicken biryani. Egg curryとともに。

チャーイ13杯め:Shah Gouse. ベーカリーコーナーに移動して、昼ごはん後の一杯。オリジナル紙コップ。

Uberで移動してCharminarへ。いつもどこか修復してるけれど、やっと片面がきれいに見えるようになった。オートやタクシーの客引きがみんな”Charminar?”って聞いてくるほどメジャーな観光地だけど、ここは大好きなので毎回上る。内部の吹き抜けを見るのも、外の景色を見るのも両方楽しい。
内部もまわりの露店もいつも混んでいるけど、今日はとりわけ人まみれに感じられた。例によって一緒にセルフィー撮ってと言われるのをOKしたり断ったりしていたら、「今朝Secunderabad Stationにいたよね?」と声をかけられる。はい、いました。案外狭いね。

CharminarからのMakkah Masjid. 

下からのMakkah Masjid。1693年竣工。今回は階段のところまでしか入れなかったけど、マチコ巻きにさせられる。

チャーイ14杯め:Farasha Cafe & Bakery. Charminar登頂おつかれさまの一杯をビスケットとともに。
疲れて気がゆるんでいたら、まわりの人はカップ&ソーサーなのに紙コップに入れられていた。落胆のあまり、Osmaniaを1枚カップの縁に置いて撮ろうとしたら落ちた。チャイはビスケットが大半吸ってしまってほとんど飲めなかった。悲しみのあまりそれ以上いられなくてさっさと出ました。

ふたたびState Central Libraryを見に行ったらもう閉まっていて、日も暮れて真っ暗で何も見えず。Uberを呼ぼうとしたら電波状態が悪くなって呼べず、結局メトロで移動(MG Bus Station→Assembly). 

Cafe Baharで晩ごはん。ビリヤーニー4皿め:Mutton biryani.
店内はディーパーワリ仕様。曜日や時間のせいなのか、ここがいちばん賑わっていた。

チャーイ15杯め:Cafe Bahar. ベーカリーに移動して晩ごはん後の一杯をOsmania biscuitとともに。
SodaBottleは別として、やーっとカップ&ソーサーにありつけた。苦節4日。

Uberで帰る。

2021年11月7日(日)

ホテルで朝ごはん。この日はインディアンで、しかも早めの昼ごはんに備えて軽めに、ということでPesarattuを作ってもらった(Masala)。本格的なのを食べたことがないので、論評は差し控える。Filter coffeeが飲みたかったけど早すぎて準備が間に合わず。

今回のホテルはTaj Deccan。前回泊まったTaj Krishnaのすぐ近くで、メトロ駅までの距離も値段も口コミ評価もほとんど同じ。Krishnaのほうがたぶん新しくて、ぱーっと明るくて、ハイダラーバード料理が食べられるレストランがあって、まへっちの映画にも出てきた。でもDeccanはまんなかが吹き抜けで、あちこち丸くてレトロ感がある。どちらかといえばこっちのほうが好き。

チェックアウトして、メトロでAmeerpetへ。このあたりもアール・デコ建築があるみたいなんだけど、時間がないのでどうしても見たい映画館、Sheesh Mahalだけ見に行く。

メトロで南下して(Ameerpet→Lakdikapul)、Cafe Niloufer Classicへビスケットを買いに行く。そこからUberで川向うまで南下。

チャーイ16杯め:Hotel Shadab. Puffとともに。
最後の昼ごはんはインテリアが大好きなShadabで、ビリヤーニーでシメる予定だった。でも時間が早すぎてベーカリーメニューしかなかった。Puffの中身はキーマ的なものだったけどベジかも。Tiffinにつけるようなチャトニがついてきたのが斬新だった。時間がなくて食べられなかったけど、パルミエ的なのとファルーダも気になった。

最後に食べられなかったので、ビリヤーニーは結局4皿。食べくらべるというほどには食べていない。Hyderabadi biryaniはたしかにとてもおいしいけれど、わたしにとってはどうしても食べなければというほどではない(バンガロールのDonne biryaniのほうがうまい)。それにわたしは1回ずつ、しかもバラバラに食べたものをくらべられるほどの舌と舌的記憶力を有していないので、どこがいちばんうまいとかは言えない(ハイダラーバードに3年くらい住んだら言えるかもしれない)。巷でよく言われている、Bawarchi最強説もいまひとつピンとこない。なのでビリヤーニーだけではなくほかの料理も含めて、さらにお店の雰囲気(実はこれがいちばん重要)も考慮して、ハイダラーバードでビリヤーニーを出すレストランのベスト3をあげるとすれば、Alpha Hotel, Hotel Nayaab, Hotel Shadab(順不同)である。今回全部行ったけれどどこでもビリヤーニーは食べていない(過去に食べたことはある)。次回はこれらのお店でビリヤーニーを食べよう。

最後のおつとめは、Khadeem Munshi Naanで四角いナーンを買うこと。そのためハイダラーバード最終日は必ずこのあたりに来る。
Charminarにもほど近い旧市街なので、このあたりもモスク、ダールガーが多い。今日見かけたのは、Choti Dargah Hazrat Moula Abbas(1), Masjid-e-Ek Khana Ahle-Hadees(7), 4枚めの名称不明のものなど。Khadeem Munshi Naanは、その4枚めの写真に写っている。
写真はほかにMasjid Omer Farooq(5)など、昨日と今日見たモスク、ダールガーをまとめて。


チャーイ17杯め:Iqbal Cafe. 最後の一杯をOsmania biscuitとともに。
おじさんに手渡しされたけど熱すぎて持てず。「いや、熱くない、あんたの持ち方が悪いんじゃ」と(手振りで)言われたけど、二重カップにしてくれた。

Uberでホテルに戻り、荷物をピックアップして空港へ。1時間半遅れくらいの出発でバンガロールに帰った。
心残りだらけだけど、たいへんよく飲めました。

最後に、ハイダラーバードで会った人たち。Bhagat SinghとかRajiv GandhiとかR. Vidyasagar RaoとかL. V. PrasadとかNTR(?)とかAmbedkar(?)とか。誰の像か書いてないものも多く、けっこう誰だかわからない。



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