見出し画像

映画記#5「SINGLE8」

「SINGLE8」ほんとに見れてよかった。

数ヶ月前にクラファンでチケットをゲットしてから、その時は冬だったから、どっかで東京行けるかなーなんて思ってたんだけど、どうもタイミングが悪くて行けず。そのうち長野に来るかなーと思ってたら、4月に上田映劇で公開することになったんだけど、忙しくて行けなそうなタイミングで、意気消沈。そのうち群馬とか山梨の上映があったら行こうなどと思ってた。

さきちゃんと話してたら、「行けば?」と。
僕「え、無理じゃない?今めっちゃ忙しいし、、、」
さきちゃんが「いや、行ったほうがいいっしょ」

え、そこまで言うなら行く方向で頑張ってみるかと。気を取り直した。

4月に入ってから、まあ、強歩大会出たり、自分で忙しくしてる部分はあるんだけども、咳をこじらせたりとかで、余計に仕事が詰まってきているところがあって、今も、やればやるほど仕事はある。
それに、今やってる肥料まきがなにしろ体力勝負で、疲れるのよ。
だから、なるべくまったりと作業を進めていきたいなーなんて甘っちょろいことを考えていたところもある。

しかし、日々仕事をこなしていっているので、少し先が見通せたというか、完了する日程も見えてきたところでもある。
そして、さきちゃんと映画から喝を入れてもらったのだ。

よし!と思って、今取り組んでる肥料まきの作業を、少し前倒ししてやることとした。そして半日休んで映画に行くことに。

いつもの上田映劇について、席に座ると、もうそれだけで落ち着くというか、僕にとってはありがたい時間が流れる。
キャラメルポップコーンもコーラもないし、なんなら水だけなんだけど、全然構わないよ。落ち着いて映画が見られるありがたみ。

そしてSINGLE8。
8mmフィルムで映画を撮る高校生の青春の話。
フィルムでの撮影における細かいテクニックの話もおもしろかった、
そうやって撮るんだー!とか、アナログでよかったなぁ。
みんなであーだこーだ言いながら制作している過程がステキすぎる。
コツコツと前向きにやっていく感じとか。

映画の中で、映画を作っていく話なんだけど、主人公の高校生自身が、
自分のことを映画になぞらえて、人生を映画として捉えていたところも好きだったなぁ。シナリオを書く上では、映画の最初と最後で主人公がどう成長するかが大事、なんて話も出ていて。自分のことに置き換えて考えてみたもんな。自分の人生のどこか切り取ったら、映画におけるどの部分なんだろうって。はじまりなのか、それとももう終わりに近づいているのか。

好きな映画だった!

がん!がん!がん!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?