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【生き方】老いと矛盾思考

私のINFJ * HSP気質なのか、長生きしたくないです。

自分のこの気質とあと何年向き合い続けられるか
わからないところもあるし、
そもそも「人生百年時代」とか何をうぬぼれてんだよ、たかが人間風情が。
信長の「人間五十年~」でちょうどいいだろ。
とか思ってしまう。

(因みにあれは幸若舞「敦盛」の一説で人生の儚さを詠んだもので、
信長公のお気に入りだったとか)

まぁ、一番は自分が老害にだけはなりたくないって
思ってるだけなんだけど。
(ああはなりたくねぇな)って奴ら散々見てきたんで。

一方で素敵な年の取り方っていうのもあって
そういう生き方をしている人を私は尊敬している。

いわゆる、かっこいい年の取り方ってやつ。
テレビとか新聞でそういう人を見ると、
会ったことなんかないのに、
なぜかワクワクするし
ちょっと優しくなれる気がするし
(なるとは言ってない)
元気をもらえる。

そういう人ってなんかいいよね。

自分自身もそうだけど、ほとんどの人って
生き方がダサいよね。
性根がダサい。
言動がダサい。
見てるだけでダサさが滲み出てるもん。

だから、たとえ自分がそうありたくても
きっとそうはなれないだろうなって思ってるから、
一種のあこがれなのかもしれないけど。

幸いなことに
嫌というほど老害共を見てきたけど、
かっこいい年の取り方してた人も
それなりに見てきたから、
老いに対して悪い感情はそんなに持っていない。
なにより年を取ることを面白がりたいっていう気持ちは
ずっと前から思ってて
若いときは「できなかったことができる」ことに喜んで、
老いるときは「できたことができなくなる」ことに喜びたい。
年は取るものじゃなく「重ねるもの」だと思うから。

そういうわけで、
なるだけ長生きはしたくないが、素敵な年の取り方はしたい!

というなんとも贅沢な野望を、
私は抱いている。

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