【定期的にオンラインサロンの投稿を表に出そうシリーズ】ということで、一昨日の投稿をシェアします。オンラインサロン「蹴球ゴールデン街」では、平日は毎日、こういった投稿をおれがしつつ、サロンメンバーからのさまざまなテーマの投げかけによって日々議論が生まれています。今月は著名人によるトークイベント等も開催予定なので、ぜひこの機会に参加してもらえるとうれしいです。よろしくお願いします。

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日曜日は南葛SCの練習試合でした。対戦相手は、当初は大学生の予定でしたが、諸所の事情で、神奈川県1部リーグ所属の品川CC横浜に。品川CC横浜は、この「蹴球ゴールデン街」にも参加してくれている吉田祐介くんが代表を務めるクラブで、関東リーグへの昇格トーナメントである関東社会人大会の常連でもある強豪です。お互い、都リーグ、県リーグの代表になった場合には、関東昇格をかけてトーナメントで戦う可能性もある同じカテゴリーのライバルなのですが、とてもちゃんとしたクラブなので、定期的に練習試合を行わせてもらっています。

今回の練習試合では、例年になく、こちらが優位に試合を進められたのですが、先方がフルメンバーではなかったこともあり、そこまで手放しで喜べる内容ではありませんでした。ただ、うれしかったのが、吉田くんに「南葛さん、雰囲気が全然変わりましたね。すごく良い感じになってるじゃないですか」と言われたことです。「やれることは全部やろう」を合言葉に、全力でシーズンに向けた準備に臨んできたことが、少しずつ形になってきたのかなと。もちろん、まだまだの部分もたくさんあるので油断している場合じゃないんですが、それでも、外から見ても変化を感じてもらえたことはポジティブに捉えています。

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▼南葛SCの選手個人スポンサー施策とは？
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さて、本日は南葛SCつながりで、南葛SCが今シーズンから導入している「選手個人スポンサー施策」について書きたいと思います。

南葛SCでは、今シーズンから、選手それぞれのトレーニングウェアに個人スポンサーをつけるという施策をスタートしました。この投稿に添付した写真のとおり、トレーニングウェアの背中に、個人スポンサーをしてくれる企業のロゴを掲出してOK、という施策です。

クラブ全体のユニフォームスポンサーと競合するメーカーはNGなど、いくつか留意点はありますが、基本的には金額もスポンサー数も、選手が自由に決めて良いルールです。このアイデア自体は、 Y.S.C.C.横浜フットサル（今シーズンからF1リーグ所属）の施策をヒントにしているのですが、ポイントとしては、スポンサー料から経費（ウェア代）を除いた金額すべてを、選手の収入にしていることです。通常、こういうケースでは、かなりの割合がクラブの売上になりますが、南葛SCでは選手たちにやる気になってもらうためにも、すべてを選手に入れるという座組みにしました。

しかし、ふたを開けてみると、現時点で個人スポンサーつきのトレーニングウェアを発注しているのは、田鍋陵太（元名古屋グランパス）のみ。他に数人は検討していますが、それでも5人にも満たない状態です。

さすがにこれはないので、もう一度、クラブとしての意図をしっかりと選手に伝える機会を作ろうと考えています。個人スポンサーをつけるということは、当然、選手個人の年収アップにつながるわけですが、目的はそれだけではありません。金額の大小はともかく、選手に個人スポンサーがつくことによって、スポンサードしてくれた企業や個人の想いを背負って選手がプレーすることになるわけで、一つひとつのプレーに対してもポジティブな影響が出てくると考えます。応援してくれる人の想いが見える化されるわけです。

自分自身で企業や個人にスポンサーを売ることによって、自分自身に対する責任がこれまで以上に発生します。また、実際に営業活動を行うことによって、ビジネスパーソンとしてのスキルアップにもつながります。

「自分に個人スポンサーなんてつくわけない」というなら、自分自身が働いている企業や、お世話になっている友人＆知人の会社、よく行くお店などのロゴを掲出して、日頃の感謝の気持ちを伝えるツールとしても全く問題ないわけです。これならば、ほとんど手間なく、どの選手でもやれるはずです。

ではなぜ、ほとんどの選手が、個人スポンサーをつけないのか。まだ選手にヒアリングしていないので、正確なところはわかりませんが、理由を推測するに、前述した「自分に個人スポンサーなんてつくわけない」だったり、「どうやってスポンサーをつけたらいいかわからない」「なんだかめんどくさい」というような理由だと思います。

こういうところから一つひとつ変えていくことが、クラブの成長につながると考えているので、やれることを一歩一歩やっていこうと思います。なお、選手の個人スポンサーをつけるにあたって、「こういうアイデアだったらもっとうまくいくんじゃないか」だったり、「なんなら、うちの会社がスポンサードするよ」というコメント大歓迎なので、何とぞよろしくお願いします！