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おじさん保育士が作られるまでその7

前回は、せっかく見つけた勤務先を辞めるようになるまでを書きましたね。

私が保育士になったのを知った友人が、「自治体の一時預かり事業が

始まるので、保育士を探しているよ」と教えてくれたので登録に行きました。

そこは1か月後にオープン予定で、登録していたらお互いのタイミングの

合うときにお仕事に入ればいいという、私にとっていい条件でした。

預かるのは、自治体内に住所があるお子様(未就学児)で、預けるのに特別な理由はいらないという利用者にとっても便利な仕組みでした。

当日受付もOKでした。

例えば、美容室に行くから2時間預かってとか、リフレッシュしたいから預かって欲しいとか…

料金も民間の託児所に比べてかなり低く抑えられていました。

私はとりあえず、「土曜日は入れます」で登録しました。

さて一時預かり事業がオープンしましたが、最初はまだ認知されていなくて利用者はさほど多くありませんでした。

当日受付もOKなので、利用者がいなくても保育士は最低でも2名で待機していました。(万一、預かる子供の人数が保育士配置基準を超えそうな場合は、登録している保育士に片っ端から連絡してすぐにきてもらう)

平日はそこそこ利用があったらしいのですが、私の入る土曜日は利用が無く最初の1ヶ月は遊具のペンキを塗ったり、屋根にのぼってトイの掃除をしたり保育をする機会があまりありませんでした。

しかしオープン1ヶ月を過ぎたあたりから、認知され始めて土曜日も利用が多くなりました。

毎週、受け入れMAX人数になり、バタバタしていました。

0歳児から5歳児まで受け入れていますが、0~2歳児を中心に保育しないといけないのに4~5歳児は遊び相手として同年代のお友達でなく、保育者を当てにするので、その部分は困っていました。

もちろん、4、5歳児しかいないならメインでお相手できますが、そうでない場合、小さなお子様から目を離せないので、トランプしようとかすごろくをしようと言われても対応できないのです。

自治体の一時保育事業に行き始めて2カ月位経った頃、別の友人からまた

「保育士を探してる」と連絡を受けました。

続きは次の投稿で…










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