2023/07/30 @ 自走で麦草峠2日目

ほぼ気を失うように寝たのとしっかりご飯食べたので、起きた感じだと、「あ、おもったより体は回復している」

回復しているのか、テンションでおかしくなっているのかわからなけど。

朝起きて最低限の準備をして朝ご飯。
「これは食べるだけ食べとかなければ」ともりもり食べる。
ビュッフェ形式なので、ご飯もおかわりして食べた。
朝食バイキングが豪華だったのも助かった。

2日目から合流する人もいるので、ホテルで合流して8時に出発。
今日も暑いので、甲府まで行って輪行かな。甲府から先は交通量多いし。とのことなので、130kmぐらいになってちょっとほっとする。

今日の本命というか旅の本命の麦草峠はホテルから10kmぐらいなので軽くウォーミングアップして登り始める感じ。

さしかかったところで、GARMINさんのClimbProがなる。

GARMINの残りリアルタイムスタミナはほぼゼロスタートなので、あとは気力だけだ!

1200か。。。

前日の疲れもあるので、話をしながららわいわい登る。
話をしながらだとまだ気が紛れるので多少気が楽。
一度遅れてしまうと一気にスピードも落ちてしまうし、とりもどせないので、気を許さず、がんばってついていく。

疲れてくるとフォームが崩れて前につぶれてしまうので、気がついたら姿勢を戻しながら登る。長い上りなので本来なら休むダンシングを使いながらのぼるのがいいのだけど、それができないのでずっとシッティングで登っていたら腰にきた。いろんな姿勢でのぼれるようにならないとつらい。

前日の反省から、大丈夫じゃなかったら大丈夫じゃないということにしたので、ちょっと限界来たら止まってもらいながらのぼる。

麦草峠は途中自販機もほぼないけど、頂上まで5km前ぐらいにレストハウス的な施設があるので、そこでいったん休憩。

朝ご飯しっかり食べてたのでそこまでお腹すいてないけど、後半にそなえてサイダーのんで回復し水を補給。

天気も良かったので同じように登ってくるローディーが多かった。

気合いを入れ直して最後のぼる。残りがみえてくるとなんか体動く不思議。
なんとかかんとか登り切る!
一緒に登ってくれた人のおかげでしかないけど、なんとか登りきれた達成感は半端ない。

軽く休憩して、あとは20kmひたすら下る。
そこまで道がいいわけじゃないので、気が抜けない。足だけは完全に休めるけど、油断ならないし上半身は力を抜きながらブレーキをかけつつ、体重を真ん中にー地面のでこぼこを体で吸収してーってやっていたら、めちゃくちゃ大変で徐々に余裕がなくなってくる。途中でバスが前に入ってしまい、より強くブレーキをかけながら下っていたら、どんどん腕に限界が。余裕がなくなると目線がおろそかになり、悪い癖もでがち。
どうしても油断すると右足がさがってしまうのだけど、その状態で右カーブにはいってしまい、後続の人に指摘されて気がつく、みたいなこともでてきてしまった。

下りきっていろいろすり減っていたので、パン屋と隣接するジェラート屋で。
味の選択肢が魅力的すぎて、1つにしぼるのは不可能だったのでダブルにしたが、それでも難しすぎた。
散々悩んで「塩レモン」と「パリパリチョコ」に。他にもとうもろこしだったり夏イチゴだったり、魅力的すぎたので、またきたい。


その後は甲府までずっと下り基調といいながらアップダウンをこなしながら、むかう。2日目から合流してこの周辺を走り慣れている人曰く「甲府までほぼコンビニないよ」とのこと。

山梨ではおなじみのハッピードリンクをみつけて水だけは補給して無事甲府へ。

昨日の反省で水分補給とミネラル補給はかなり意識してやっていたので足の攣りとかはなくいいかんじ。ただ塩まみれなのはかわりはない。

行程的には甲府から輪行する前に銭湯はいってご飯食べてから特急に乗ってかえる。

しかし、旅慣れていない私は着替えを用意してない。
なんとかなるっしょーっておもってたけど、なるとかなるレベルの汗のかきかたではなかった。
急遽着替えをかうことに。
最寄りのドラックストアへ。なければファミマなら無印はいっているし、なにかしらあるでしょうと、一緒のメンバーがかなりフォローしてくれてさきまわりしてくれる流れに。

早く探して合流しなければとお店のなかをうろうろ。ズボンはあったけど、上はキャミソールみたいなのしかなくて、他にないかとキョロキョロしてたら店員さんに

「何か探していますか?」

と声をかけられる。

「Tシャツ的なのありますか?」

と聞いたらかえってきた返答が「輪行ですか?」

まぁ汗だらけのジャージ着てうろうろしてたら、わかるか。。。いやわからんよね、

確実にこの店員さん、自転車乗りだよね!?

っておもってたら、一緒にTシャツさがしてくれた。神か。
たださすがにドラックストアだったので、いい感じの物はなく、ズボンだけ会計してお店を出ることに。
ファミマにはTシャツぐらいならあるだろうから、大丈夫かなとおもってレジでまってたら

「これ差し入れです!」

と栄養ドリンクをくれた。
まさか旅の最後にこんな暖かい扱いをうけるなんて、泣きそうになりながらお礼をいって店をでた。

合流後は無事ファミマでTシャツとか下着とかゲットできて、銭湯で汗を流し、綺麗な体で夕ご飯。


いや着替え大事だね。こんな快適になるとは知らなかった。。。
なんだかんだと盛り上がり、特急は間に合わなかったので鈍行で帰宅。

2日間で330km、4600m up の大人の夏休みを堪能した!


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