2024/02/03 @ BRM203東京300いってこい伊豆高原

300kmブルベに初挑戦!

過去最長距離は220kmぐらいなので、だいぶ更新することになるし、未知の世界。

250kmぐらいで一度試したいみたいな気持ちはあるもののそんな中途半端なイベントはない。

今年に入って距離は200kmだけど、後半、雨と雪の中を震えながら走った経験があるので、なんか「あれいけたんだからいけそう」という謎の自信もあったのでチャレンジ。

ただ最悪やばいとおもったら離脱しやすく、ある程度土地勘もあるところがいいかなとおもって選んだのが「いってこい伊豆高原」

川崎から逗子にぬけて、そこから海岸沿いをずっと伊豆高原まで。

伊豆から小田原までは何度も通ったことがあるし、どの辺に駅があるかもわかっているので、何かの際にもどうにでもなりやすい。

一回やってみるか!と。

スタート地点の等々力アリーナは、前泊しなくてもギリいけるけど、さすがに過去最高距離を走るので、ちょっとでも体調よい状態で走りたいと思い、川崎のビジネスホテルに泊まる前提で前日移動。

ここで1個ミスる。

旅支度は慣れてきたなと油断したのかインナーを忘れる。寒さにそなえてそこそこいいインナーを準備していたのに!

インナーって忘れやすいんだよね。

最悪Tシャツでもいけなくはないけど、長時間だからこそインナーは大事。

場所が川崎で、店さえあいていれば調達にこまることはなかったのだけど、気がついたのがホテルに着く直前の21時ぐらいだったので、とりあえずファミマでちょっとは速乾性のあるインナーをゲット。不安だけど、Tシャツよりはマシだ。

集合は6時ということで余裕を持って4時には起きて5時過ぎには現地へ向かう。

ここでもう1個ミスる。

集合場所の等々力アリーナ。いったことはなかったけど、「まぁきっと参加者居るしいけばわかるだろう」ぐらいであまり厳密な集合場所をわかっていなかった。

現地にいったらそれらしき人が居ない。

ぐるっと周辺をまわってみるも、誰もいない。時間は6時をまわってしまい、6時30分をまわるとDNSになってしまうので、結構焦ってあわあわしてたら、反射ベストをきた人を見つけたので、半泣きになりながら集合場所を教えてもらう。

なんとか集合場所に辿り着き速攻検車をしてもらいスタート。


これは最悪ずっと一人旅かなとおもいながら走る。

川崎から逗子への道ははじめてなので不安。
しかもスタートがおくれたこともあり、交通量は刻一刻と増えて行ってる感じがする。焦るいっぽう信号も多いのでスピード出ないし、寒さでトイレは近いしで、全然進まない。

焦れば焦るほどろくな失敗をしないので、おちつけ!と自分にいいきかせる。

どのみち逗子まではとばせないことはわかっている。
逗子からすくなくとも小田原あたりまではとばせるし、そのあとも中間地点の伊豆高原まではアップダウンはあるものの走りやすくなるはずと。

なんやかんやでトイレ休憩二回も挟みつつPC1に到着。
PC1のコンビニは改装中ということでフォトチェックで次に進む。

タイミング良く、朝集合場所を教えてくれた人がいたのでお礼をいうと「ここ最後尾だよ」ということも教えてもらい一気に焦る。

時間的にはそこまで焦らなくてもいいはずなんだけど、ペースが遅いんだろうか、まずくはなだろうかとか考えてしまう。

悩んでも仕方ないので、そこそことばす。飛ばすと行っても300kmあるので、踏まないように気をつけて。とにかくリラックスして力を抜いて回転でスピードをあげるイメージで。

わりといいペースで走れたこともり、小田原前後で参加者をぽつぽつとみかけるようになり一安心。

PC2まではハイペースでいこうとトイレ休憩以外は大きな休憩せずにどんどんすすむ。

伊豆高原に近づくにつれアップダウンがふえてきて、結構きついが無理せずはしる。

このあたりで早い人たちは折り返してくるので、すれ違う。すれ違う際に挨拶してくれたり「がんばってー」と声をかけてもらうことも多く、力をもらえる。

コースが往復だとこういう声がけしてもらえるのでめっちゃありがたいし、力になる。ただ一番最初にすれ違った人は手前過ぎて「。。。え?もう引き返してきたの。。。?」とびびったけど。

2時前後には中間地点であるPC2についたので、「よしこのペースなら時間内は問題ないし、体力的にもきついけどまだいけるぞ」という感じで引き返す。

後半戦は上りも少ないし、平塚までもどれば完全フラットなので、ここからPC3までいけばあとは成功しもの同然だと自分にいいきかせて帰り道。
順調にスタートしたかと思っていたけど、PC2まで結構ハイペースで走ったのと休憩も最小限にしてたので、だいぶお腹もすいてへろってきてしまう。

とりあえずあんパンたべたり糖質多めにとって回復しながら走ってたらPC3についたころには結構日が暮れていた。

ただ体力的にはまだいけるぞということもあり、トラブルさえなければ完走できる!とテンション上げて最後のPC4にむかう。

完全に日がおちてきてしまったが、よく知った道とういうこともあり、ずんずんすすんで19時ぐらいにPC4で逗子にかえってくる。

このあたりで完走できることに確信はもてた。

とはいえふと「日が変わる前に家に帰りたい。。。残り50kmをいいペースで行けば遅くとも22時にはつくのでは?」と欲がでてしまう。

そうゴール地点の川崎から家までは車で1時間。ちょっとでも早く家にかえりたい。
ラストがんばるかー!とスタートした直後異変が襲う

「お尻痛い」

正確には右ふとももの付け根がすれて痛い。ちょうど漕ぎ出すときに力をいれるとサドルに当たる部分。信号のためにストップ&ゴーをすると確実にあたる部分。

どうやっても痛い。

いろいろ工夫してみるがあんまかわりない。走れないほどではないが地味につらい。

そして、ここから川崎までは道が複雑な上に信号峠。時間的には制限時間である26時までは余裕があるので、ここはしょうがない無理せず確実にいこうとペースをおとしてはしる。何度か道を間違えて泣きそうになったりもした。ペースがあがらないから身体も冷えて寒さもきつくなってきた。

このあたりになるととにかく早く帰りたいしかあたまにでてこない。

最後の20kmはヘロヘロになりながらなんとかゴールへ辿り着き、無事最終PCのコンビニでレシートをゲットして完走報告。

だいぶしんどかったけど、やりきった達成感は半端なく、しばらく動けなかった。

とはいえこっから家に帰らないといけないので、ご褒美にかったコンビニスイーツを食べたら慌てて撤収準備。

一番辛いのはこっから駐車場まで2kmほどある。この2kmが一番しんどかった。。。
疲れて頭もまわらないので、駐車場みつけるのにも苦労しなんとかたどりついてバイクを車に積み、帰宅。
さすがに疲労で眠くなるのがこわかったので、眠くなったら仮眠するつもりで運転は自転車以上に安全にこなして、2時過ぎに家についた。

なんやかんやあったけど、最後まで楽しく走れたし、いろいろ思い出もできてよかった。

いやーーでも400kmは無理だり、300kmもしばらくいいや。というかロングはしばらくお腹いっぱい!

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