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闘病記録:5 癌の検査で微睡む意識の中、聞いた声に震える

検査手術の前日から入院。
病室にて、担当の先生から手術やら病気について説明を受けたんだが、診察した人とは違うのってよくある事なん?
まぁ、別に誰でもええけどねw

それよりも、だ。
先生からトンデモない話を切り出される。
「患部が癌だと診断された場合、肝臓の半分くらいを切る手術をしなくちゃいけないんだけど…」
え、ちょ、そこで溜めないでwww
「言いにくいんですが、手術だいが…」
ん?それは高額ってこと?お高い手術なん?
「体重に耐えられるかどうか、わからないんですよ」
は?手術代ではなく、手術台?
「明日までには調べておきますけど、とりあえず検査室の台は大丈夫なんで笑」
くっそ、daiで韻踏んでやがるwww

って、えええええ⁈
まさか、もし、癌だと判明したところで手術を受けられない可能性があるって事なん?
そんな事ってある?
あかん…

おもしろすぎるwww

いかんせん「人生楽しんだもん勝ち」で「ええやんええやん、おもしろかったら何でもええやん」なスピリッツで生きてるもんで、失望とか絶望とかより
ナイスなネタやん!
と考えてしまうんすな。

翌日、朝メシ抜きな状態で手術をスタンバイ。
しかし、全然呼ばれず。
気がついたらお昼も過ぎて、当たり前だけど昼メシも抜き。
ぐぬぬ、何もせず二食抜きは辛い。
まさか、少しでも軽くしよう、という試みなのか?
いやいや、これだけじゃ痩せんがなw

午後2時、ようやく呼ばれて検査室へ。
検査台へ横になり、軽めな睡眠薬?が点滴から入り、ウトウトとしてきたところで先生登場。
微睡む意識の中で、脳内に先生の声が聞こえてきた。
「手術台ですけど、120キロまででした。ダメでしたね」
は?ダメじゃねーだろwww
手術にな、った、ら、どうす…

気がついたら、ザワザワとした複数の声が聞こえてきた。
「マジで怖かった…」
「無意識だからね、この体格だと押さえられないよ」
「何で暴れたんですかね?」
「恐怖心とか?」
え?え?何のこと?どういうこと?意味がわからん??
「巨四郎さーん!明日で退院ねー!」
は?は?さらに全然意味がわからん??

ようやく目を開けると、担当の先生を含めて複数人が病室を立ち去ろうとしていた。
その言葉の意味を聞かなくちゃ、と思っても、頭と身体が完全オフ状態。
またもや意識は闇の中に引き摺り込まれてしまうのでした。

そして翌日、驚愕な事実を告げられんですが、それはまた後日に。

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