見出し画像

ワクチン接種(2回目)

モデルナワクチンの2回目

1回目の接種では、腕の痛み以外の副反応はなかった。はたして2回目はどうなるのか。かなりの確率で高熱が出るという話を聞いて、ドキドキしながらモデルナの2回目を接種してきた。

会場について

1回目の接種と同じ会場だった。前回で駅からの道順は覚えたので、なんとなく安心。あの日、朝のあいさつをしてくれたホームレスのおじさんは、この日も広場にいたが、こちらに背を向けて寝ていた。

「前回はおじさんのお陰で、元気に帰宅できたんです。ありがとうございました」
心の中でお礼を言って、会場に向かった。

接種&30分待期

2回目は入室待ちの行列もなく、すいていた。しばらく待つのを覚悟していたので、ちょっと拍子抜け。会場にもよるのかもしれないが、土曜日はすいているのかな?問診の先生も、前回より丁寧だったし、接種もほとんど痛みを感じなかった。30分の待期時間中、気分が悪くなることもなかった。
お昼前にアッサリ完了したので、ランチでも食べようかと思ったが…
知人から「2回目接種後はすごいツライよ~」と聞いていたので断念。まっすぐ帰って体調の変化にそなえることにした。

不思議な出来事2

帰宅して数時間後の午後3時。ティータイムの紅茶を淹れたとき、玄関のチャイムが鳴った。
「ちょっと、いいですか?」
門扉に中学生くらいの女の子が1人で立っている。

「あの、私、お嬢さんのお世話になったので
お会いして御礼を言いたいんです」

子どものころ、おさがりをもらったりした、というのだが。
私の娘は赤ちゃんの頃に亡くなった。だから、そういう話はありえない。
雑木林を宅地開発したから、以前に別の方のお家があったこともない。

「たしかに、ここ、前は雑木林でした。でもたしかに、この家の子なんですけど… 遊んだりしたんだけど… 違うんですね。わたし、中学受験とかしたんで、地元のこととか、その子の名前とかが分からなくなっちゃって」

スミマセン、お騒がせしました、と女の子は立ち去り…
私は不思議なこともあるもんだなあとふわふわ考えていた。

でも、すごく感じの良い子だった。
もし娘が生きていたら、あんなお友達がいたらいいなあ。
本当の話だったらいいのになあ。

娘のベビー服。一度も着ることのなかった、可愛いお洋服。
実はこの春、7回忌でやっと寄付して手放すことができた。

もしかしたら、どこかの小さい子がいま、喜んで着てくれているのかも。
もしかしたら、あの女の子は、神様のお使いだったのかも。

手のひらに、あたたかい紅茶のぬくもりを感じながら…
「もしかしたら」は、「きっとそうだ」に変わっていった。

モデルナワクチンの副反応

不思議で優しい事件のあと、だんだん体がフワフワしてきた。なにこれ、知恵熱?と思ったが、恐れていたワクチンの副反応だった。

2回目接種当日の16時ごろから、37℃を超えはじめた。その後2日間ほど39℃ほどの発熱が続き、とにかくしんどかった。

高熱が出ている間は、とにかく喉が渇いて渇いて。水飲む⇔トイレの無限ループ。高熱なのに、汗はまったく出ない。
ワクチンで体がビックリしているところに、薬を足すのはこわいなあと思い、解熱剤は飲まなかった。ぞくぞくする悪寒と全身の筋肉痛があったのは、高熱のせいだと思う。


熱さまシートを額に貼り付け、水とゼリー飲料で耐えた2日間。高熱で寝込んでいる間、ホームレスさんの笑顔や、あの可愛らしい女の子の姿が何度も思い浮かんだ。
コロナも正体不明の疫病だし、ワクチンもよく分からないことが多い。不安がいっぱいの日々だけど。
天国の娘は応援してくれている。神様も見ていてくださるのだな、と思えたワクチン体験だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?