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相談することが私にとってとてもハードルの高いことだった

「自分のことは自分で解決しないといけない」
「相談なんて面倒。人を頼るくらいなら自分で何とかする」

これが当時の私のホンネ。
人を頼ることを知らなかったのです。頼ることを面倒だと思っていました。
相談するということが自分にとってハードルだったのです。

まずは、今のジブンを知られることが怖い。
ジブンが何を考えているのか、他人に知られることが嫌でした。

「相談した相手は何を考えるだろう」
「このコミュニティから排除されるのだろうか」
「ジブンの悩みを受け止めてもらえるのだろうか」

このような不安に襲われる。
相談して否定されることを恐れる。
ジブンの弱みを握られる。そんなことを考えました。

「弱み」を握られることは極力避けたかったんです。
それは、ワタシの負けん気の強さかなと思います。
強いジブンでありたい。弱いところを見せたくない。負けたくない。
そして、ジブンの悩みは自らのペースで考えたい。
人に邪魔されたくない。

悩み事は大抵、自分の奥底に隠れています。深海のように。
悩みはプカプカと浮き上がってくる。浮き上がってほしくないのに。
浮いてきた悩みに対して真正面から向き合うことが辛くなる。

悩みを対峙することすらも大変。
じゃ、相談することは?
そんなのもっと大変。相談ってハードルの高いことなんです。

相談という自己開示をしてこなかった人へ。
これまで相談せずに乗り越えてきたあなたは強い。
だけど、どれだけ強くても弱くなるときはあると思います。

「生きづらくなったな」「心がしんどくなってきた」

こんな時に、弱いジブンを見せることができなければ、
手を差し伸べてくれる人は現れません。
あなたを見てくれている人は絶対にいる。
だけど、自ら壁を作ってしまうと相手は手を出すことができない。

だから、まずは相談という自己開示を今からしておきましょう。
そうすれば、いつかあなたの助けになる。
ワタシはそう信じています。


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