ミッションを説明する。
雇い主はいつものGA。目標は若年層の投票率の向上だ。
今はシルバー民主主義、なんて揶揄されるほど高齢者に有利な政策がとられ続けている。まあ原因はいろいろとあるようだがその一つが若年層の投票率の低さがあげられる。
例えば、こないだの衆院選では６０代の投票率が71％、20代の投票率が36％だったって話だ。どうだ？一目瞭然だろう？
では何故20代の投票率がここまで低いのかだが、多かった理由としては「忙しいから」「自分が入れても何も変わらないから」があげられるらしい。
だが、後者の理由の認識に大きな間違いがあるらしい。実際のところ投票ってのは確かに一人がどこに入れるかは大きな影響は出ないのは事実だ。だが、『どんな属性の人がどれぐらい入れてるか』ここは政策の決定に大きな影響を与える。
考えてみれば当たり前だ。今だって「高齢者の投票率が高い」だからシルバー民主主義になってるんだ。だったら若年層の投票率を上げてやれば政治も変わる。少なくともうちの偉いさん方はそう考えたようだ。
さて、前置きはこの辺にしてミッションプランはこうだ。
もしこの依頼を受けたリンクスが若年なら投票に行ってこい。まずはそこからだ。
もし壮年なら近くの若年層に投票に行くように促してやってくれ。でないといつまでもシルバー民主主義から抜け出せない。
そして、この依頼を受けてくれるのならこの依頼を他のリンクス達にも回してやってくれ。追加報酬も用意するのでよろしく頼む。
こんなところか。
悪い話じゃないと思うぜ。連絡を待っている。