釣り場における隣人との距離について
釣り人というものは翌日休みだというとやけにソワソワしだします。
やれ天気はどうだ潮汐は風向きはなどと調べてみたり、ならばアソコよりコチラの釣り場か、いや思い切ってアッチへ足を伸ばすかなどと情報を求めてスマホをポチポチした挙句に夜更かしのツケでお目覚めの頃にはお昼前。
朝マヅメには縁のないワタクシです。
いざ出撃
本日も例に漏れず起床と同時に脱力し、「腹が減っては戦はできぬ」と呟きながらYoutubeを見つつお昼ご飯をゆるりゆるりと食べてからの出撃となりました。
家からさほど離れていない釣り場に着いた頃には15時を回っていましたが、「夕マヅメまでに地形変化でも調査しておくか」と呟きながら通いなれた場所からキャストしたら…
小さくても一杯は一杯。プレイボールホームランに気分ブチ上がりながらも流石に小さすぎなので記念撮影をした後は早々にリリースしました。
隣人の登場
プレイボールホームランに気をよくしながらキャストを続けていると一台の車が至近距離に駐車し、車から降りた男性が近づいて来ました。
海を覗き込んだかと思うと無言で釣具を降ろして準備を始めました。
その距離感がこちらの写真です。
赤丸が私の位置。
無言でこの距離は初心者の方なら理解できなくも無いですが、初心者らしからぬ装備でテキパキと釣場を作りながら抜け目なくコマセを撒き、魚を寄せています。
この時、潮は左から右へ流れており、正面に投げても仕掛けは右に流される状況。それを把握した隣人は私の正面方向にコマセを撒き、ラインにバンバンコマセをブチ当ててきます。
さすがに注意しようと思った瞬間…
「ととー」と言いながら3歳くらいの女の子が車から降りて来ました。
「子供の前で注意するのもなぁ」と躊躇し、狙いたいポイントから左にずらしてキャストしていると…
「よくガマンしたね❤️」と神のご加護があり、本日2杯目のヒットとなりましたがイカを寄せて来てる間も隣人は竿を上げる事も無く取り込みに苦労しました。
納竿を決意
こちらが取り込んだイカを処理している間に隣人は流れて来た枝を引っ掛けたようで、そのまま横に放置していました。
そろそろ夕マヅメに差しかかる時間となり、本腰入れてキャストをしていると「パキッ」「カンッ」という音が2回ほど聞こえ、何かと思って振り返ると3歳くらいの女の子が枝を折って私の車に投げつけて遊んでいました。
隣人は子供の挙動に全く無関心でじっと海と対峙しています。
これは何を言っても無駄だと思い、これ以上気分を害されたくなかったので納竿としました。
怒りを通り越して悲しくなる1日でした。
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