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woke(意識高い系)

woke:awake(目覚める/悟る)という言葉をベースにしたスラング。社会で起きていることに対する認識=ソーシャル・アウェアネスがあること。SNSで「stay woke(ウォークでいよう)」というフレーズが使われ出してから流行。

世間では、年をとると好奇心が薄れると言われるようですが、オイラ、まだまだ好奇心のカタマリ野郎。意識高い意識高い系の違いに興味津々。

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知能には流動性知能結晶性知能の2つがあるとされます。

流動性知能は、新しい環境に適応するために、新しい情報を獲得し、それを処理し、操作していく柔らかいひらめきや創造する力、法則を発見する能力など。20歳台に急速に発達。25歳頃から30歳代にピークに達し、60歳頃から加齢とともに低下していきます。経験の影響より、生まれながらもっている能力に左右されます。
結晶性知能は30台後半からゆっくりと上昇する記憶。長い間の経験や学習によって培われる知能。言語能力、理解力、洞察力などを含む豊富な経験則という形の知性。ただし、若い時に創造力を発揮しておかないと、総合判断力は低下。なぜなら、その原動力となるのは達成したことの感動や、失敗からの学びであり、その感動が次のステップへの努力を呼び込みます。一方、達成の感動を持たず、失敗から学ばない人は、年とともに好奇心が薄れてしまいます。(⇐ えんちゃんのアドバイスにより改変しました) 

覚えておくべきキーワード(笑) ⇒ パフォーマティブ(意識高く)

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思考方法にも縦と横があります。

垂直思考は、論理的思考や分析的思考であり、論理を深めるには有効だが、斬新な発想は生まれにくい。
水平思考とは多様な視点から物事を見ることで直感的な発想を生み出す方法。

水平思考の中でも、オイラが重視しているのが、この2つ。
概念拡散発想法=ある概念を他の事物に広く応用できないかと検討してアイデアを生み出す。
反証的発想法=広く支持されている考え、明らかで言うまでもないと考えられていることに疑問を呈し、説得力のある反証を試みることでアイデアを生み出す。

オイラが 「noter さんの記事やコメントからインスピレーションを得た」って言うのは、まさに概念拡散発想法。また、オイラが「自分をへそ曲がり」と言うのは、反証的発想法に基づいていることを意味します。水平思考できれば、マスコミに騙されずにすみますし、対案を出さない野党に問題解決する気がないことを見抜けます。だから、垂直思考(論理的思考)と水平思考の両方を身につけて情報リテラシーを磨こうと提言するのです。

そして、政治も教育もコンスタティブ(意識高い系)ではなく、パフォーマティブ(意識高い)でなければならないと考えています。きれいごとを並べ立て、何でも反対を唱えるだけでは、安心・安全に住めませんし、安全に住めないスローガンなんてクソくらえ(失礼(笑))!!

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woke(意識高い系)が(アフリカ系住民の)地位向上、差別をなくせ、と叫ぶのはいいが、(アフリカ系住民の中でも、それを)「大きなお世話」と感じてる人も少なくない。


警察を信用しない人種的マイノリティー(少数派)が多い ➡︎ 活動家と民主党の急進左派が「警察予算を削減せよ」と叫ぶ ➡︎ 昨年、抗議行動によって警官が職務を事実上停止した都市では、殺人件数の急増に見舞われた。
ミネソタ州ミネアポリス(75%増)、オレゴン州ポートランド(60%増)、ワシントン州シアトル(41%増)。

シアトルは昨年、殺人事件が相次いだため、デモ隊が設置していた警官のいない「自治区」を廃止しました。

統計を信じるなら、警官が目立つ場所では犯罪が減る!!!


警察予算を削減せよ」というスローガンは、活動家受けはいいのですが、大半の米国人(アフリカ系住民を含む)には受け入れられていません。その証拠に、ニューヨーク市長選の支持率調査では、警察予算の削減を非難している実業家のアンドリュー・ヤンとブルックリン区長のエリック・アダムスが先行。一方、削減を公然と擁護してきたNPO代表のダイアン・モラレス候補は 5%の支持率を得たのみ。また、世論調査会社ギャラップによると、街頭をパトロールする警官数の削減を望んでいるアフリカ系米国人は 2割ほど。

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客観的に見れば、飛行機事故は自動車事故より確率が低いのですが、繰り返しの報道に晒されると、低い飛行機事故の確率を過大評価してしまいます。このように人間は歪んだ主観的評価をする生き物でもあるのです。

オイラからの提案です。「人間は歪んだ主観的評価をする生き物だと謙虚に受け止めて、垂直思考と水平思考を組み合わせながら意識高くパフォーマティブに生きましょう、行きましょう。看板倒れの woke(意識高い系)にならないよう、失敗から学びながら意識高くパフォーマティブにね」。

 


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