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【新潟昆虫初採集記001】新潟でオオセンチコガネを初採集する!

1.オオセンチコガネとは

オオセンチコガネ(Phelotrupes auratus)、個人的に大好きな虫で、タマムシ・ハンミョウ・ルリボシカミキリと並んで「美麗甲虫四天王」と勝手に名付けています。

図鑑で見てもきれいな虫ですが、野外の太陽光の下で実物を見ると、それはもう強烈な美しさです。「日本にいてくれてありがとう」としか言いようのない虫ですが、私の地元の新潟県では、意外と見つけづらい印象があります。

「図鑑やテレビでは見たことがあるけれど、実物は一度も見たことがない」という人も少なくないのではないでしょうか。

私が初めてオオセンチコガネを自己採集したのは、新潟県外です。5月下旬、山形県小国町にルリクワガタを採りに行った時でした。

目的のルリクワガタは、4時間くらい探しても見つからなかったのですが(挫折)、たまたま林道のわきに合った石をどかしたら、ビカビカに光る甲虫が出てきて、「うおおおおっ、オオセンチだ!!!!」と思わず叫んでしまいました。

なぜに石の下に?と思ってよく見てみると、トイレットペーパーが出てきて、その下にまさかの人糞が。再び「うおおおおっ!」と叫んでしまいました。

おそらく、登山者の方がそのあたりで用を足して、後始末?のために、その上に石を置いておいて、そこにオオセンチが潜り込んだのだと思います。

イレギュラーな出会いではありましたが、何はともあれ念願のオオセンチを初採集できて、(本来の目的だったルリクワは1頭も採れませんでしたが・・・)大満足の一日でした。

「新潟県内でオオセンチを採りたい」「偶然ではなく、きちんと狙って採りたい」と考えた私は、採集計画を練ることにしました。

小国町での経験から、山の奥の方に行かないといないんだろうな・・・と考えていましたが、昆虫仲間の方に尋ねてみると、「新発田市にもいますよ」とのこと。

新発田市であれば、私の住んでいる新潟市から車で片道30分程度で行けます。わざわざ小国町(新潟市から車で片道2時間弱)まで行かなくてもいいのか。

これはもう、新発田で狙うしかないでしょう!

以下、「新潟でオオセンチを採集したい!」という方向けに、初採集までの道のりを解説していきます。

2.【生息地】どこにいるの?

オオセンチに関する貴重な参考文献である『日本のオオセンチコガネ』(塚本珪一・稲垣政志・河原正和・森正人)には、全国のオオセンチコガネの分布情報が載っています。

同書によると、新潟県は「分布は局地的だが、産地では個体数が比較的多い」とされています。

「分布は局地的」ということなので、いるところに行けばいるが、決してどこにでもいる虫ではない、ということですね。

分布情報を見ると、「新発田市にも分布している」と書かれていました。これは、きちんと探せば採集できるはず!

3.【時期】いつ採集に行くべきか

近似種のセンチコガネであれば、春~秋に県内の山道や林道を散策していれば、普通にその辺をトコトコ歩いているので、採集は容易です。

しかし、オオセンチに関しては「山道や林道を歩いていたら、たまたま採集できた」という経験は、一度もありませんでした。

オオセンチコガネは、決して珍しい虫ではありません。にもかかわらず、なかなか出会えないな~~、と思っていたのですが、『日本のオオセンチコガネ』を読んで、疑問が氷解しました。

同書によると、オオセンチの新成虫は、8月下旬~9月頃に発生するため、この時期が最も採集しやすいそうです。

そのため、昆虫採集のベストシーズン(であると一般に考えられている)6月下旬~8月中旬の間は、意外と見つからない。

私自身も、8月下旬以降はあまり野外に出ていなかったので、これまで見つけられなかったのはそのせいだったのか、と思いました。

というわけで、「8月下旬~9月下旬」という期間を設定して、採集計画を立てることにしました。

4.【方法】トラップを仕掛けてみる

これまでの経験で、ただ山道や林道をぶらぶら歩いていても、オオセンチはまず見つからない、ということは分かっていました。

となると、採集するための方法は「トラップ」しかないだろう、と考えました。

糞虫のトラップといえば、言わずと知れた「ふん」です。牛のふんや馬のふんを入手して使用する、はたまた自前で=野外で用を足す、といった荒業もあります。

昆虫学者の小松貴さんの著書にも、自ら野糞をして糞虫をおびき寄せる場面が出てきます。

・・・まぁ、できる人、やりたい人はどんどんやればいいと思うのですが、私を含め、大半の人は「そこまでは無理」と思うのではないでしょうか。

牛のふんや馬のふんも、牧場に行けばタダでもらえそうな気がしますが、そもそも牧場がどこにあるのか分からないし、牧場主さんに「昆虫採集に使うので、ふんをください」と話しかける勇気もない(人見知りです)。

できればふんは使いたくないが、オオセンチの採集も諦めきれない。こうした人は、私を含めて、かなり多いのではないでしょうか。

ここで浮上する選択肢が「代用品を探す」です。

ふんそのものを使わなくても、ふんと同じ匂いがして、かつ糞虫を呼び寄せる効果のあるものを使えばいいはず。では、どんなものを使えばいいのか。

ネットや本の採集記で調べると出てくるのが「臭豆腐」です。そのまんまの名前ですが、れっきとした食べ物です。

匂いはまさに「そのもの」な感じです。Amazonでも買えます。1個300円ちょっとなので、小学生でもお小遣いで買えるお値段です。

物は試し、ということで、臭豆腐を使ったトラップでオオセンチの採集に挑戦することにしました。

ネットで読んだ記事では、トラップを仕掛ける際には、ホームセンターで肥料として売っている牛ふんを併用するとよい、と記されていたので、地元のホームセンター(コメリ)で売っている500円弱のものを使うことにしました。

またオオセンチはふんの下に潜る習性があるそうなので、潜って逃げられないよう+トラップ回収時に見つけやすくなるよう、まず地面にザルを埋めて、その上に牛ふんを敷き詰めて、水を撒いて湿らせたうえで、臭豆腐を置く形にしました。

5.【費用】トラップ制作費用+制作手順

トラップの制作費用は、以下の通りです。

・臭豆腐 1個300円(Amazonで購入)

・ザル 1個110円(100円ショップで購入)

・スコップ 1個110円(100円ショップで購入)

・牛ふん 1袋500円(ホームセンターで購入)

・水 無料

合計 910円

一つにつき、1000円弱で制作可能です。まとめて5~6個つくると、結構費用がかさんでしまうのが難点でしょうか。

トラップを仕掛ける手順は、以下の通りです。

1.オオセンチコガネが来そうな場所に、スコップで穴を掘る(ザルがすっぽり入る程度の深さ)

2.穴の中にザルを入れる

3.ザルの中に牛フンを敷き詰める

4.ペットボトルの水で牛ふんを湿らせる

5.その上に臭豆腐を置く

6.周りを木の枝や草、石でカバーしてカモフラージュ(どこまで有効かは不明)して、完成!

所要時間は、おおむね5~10分でしょうか。

5.【作戦①】林にトラップを仕掛ける!

8月下旬に入った作戦初日、ワクワクしながら、トラップを仕掛けに行きました。

新発田市の山奥(車で片道約1時間強)にある林と川沿い、山からの風で匂いが広がりそうな(気がする)場所を選定して、合計2か所に仕掛けました。

ネットで見た情報では、虫が集まるまで2~3日待った方が良い、ということだったので、3日ほど空けて、様子を観に行きました。

前日に雨が降ったのでやや心配でしたが、キラキラと虹色に輝くオオセンチが大量に集まっていたらいいな~、と、ドキドキしながらトラップを仕掛けた場所に向かうと・・・





いない・・・(汗)

オオセンチの影も形もありませんでした。


気を取り直して、2か所目に向かいました。





やはり、いない・・・。


いたのは、小さいエンマコガネ2匹のみ。マジですか・・・。

「私の一日を返せ」と、天に向かって呪詛を唱えたくなりました。

トラップの後片付けをしながらふと脇を見ると、トラップの脇に置いていた臭豆腐の空き瓶に、センチコガネが3頭入っていました。

何も入っていない空き瓶で、この集虫力・・・!

目的のオオセンチは採れませんでしたが、臭豆腐の力は確認できました。

場所さえ間違わなければ、採れるはず。

気持ちを切り替えて、次の作戦に挑むことにしました。

6.【作戦②】山に登ってトラップを仕掛ける!

初回の失敗を分析した結果、「もっと標高の高い場所に仕掛けた方がよいでは」と考えて、2回目は、山の麓+標高500メートル程度の地点の2か所に仕掛けることにしました。

文字で書くと簡単ですが、トラップに使う道具=大量の牛ふんとペットボトルの水(×6本)を背負って500メートルまで登り、トラップを仕掛けて降りてくるのは、1日がかりの大仕事です。

途中、杉林の中でサルが10頭ほど登山道の周りに集まっていて、ドキドキしました。誰もいない薄暗い山の中で、サルの集団と視線が合うのは、かなり怖いです。

サルがたくさんいるということは、サルのふんに集まるオオセンチもたくさんいるはず!勇気を出して進むしかない。そう自分に言い聞かせて、誰もいない山の中で一人黙々と穴を掘って、トラップを仕掛けました。

今度は一週間ほど日を空けて、様子を観に行きました。

今度こそ、虹色に輝くオオセンチがどっさり集まっていれば嬉しいな・・・とワクワクしながら、再び1時間ほどかけて山道を登って、トラップを仕掛けた場所に向かうと・・・。





何もいない・・・(汗)

エンマコガネ、そしてヨツボシモンシデムシやサビハネカクシはいましたが、肝心のオオセンチがいない。またしても失敗です。ぐぬぬ・・・。

この時点で、「オオセンチがいない場所にトラップを仕掛けても、採集できるはずがない」という事実に、はたと気が付きました。

つまり、オオセンチを採るためには、オオセンチが生息している場所にトラップを仕掛ける必要があるわけですが、どこにオオセンチが生息しているのかは、当然ですがオオセンチの採集経験がなければ分からない。

ニワトリとタマゴ、どちらが先か、みたいな話になってきました。。。

そう考えると、初採集をトラップで狙うのは、実はかなり難しい&効率が悪いのでは・・・という結論に達しました。

まずはオオセンチを(採集とまでは行かなくても)観察できる場所を見つけて、そこでトラップを仕掛ければ、高確率で採れるはず。

文献によると、オオセンチは「天気の良い晴れの日に、ふんを探して低空を飛行する」と書いてあります。

飛行するオオセンチを一度も見たことがない身としては、そう言われても、にわかには信じられません。

いやいや、その辺をブンブン飛んでいれば苦労しないよ、と。虹色に光っている甲虫が飛んでいれば、昆虫好きなら絶対気づくでしょう。そんな場面、生まれてこのかた、一度も見たことがないぜ。

困ったときは、「知っている人に聞く」のが一番です!(他力本願)

「新発田市にもいるよ」と教えてくださった昆虫仲間の方に「あそこでオオセンチを見たよ」というポイントを教えてもらい、まずはそこで飛んでいる個体の観察・採集を目指すことにしました。

7.【作戦③】飛んでいるオオセンチを採る!

8月29日、妻と小学生の子ども二人の4人チームで、新発田市の山奥にあるポイントに向かいました。時刻は午前10時過ぎ、気温は27度、お天気は快晴です。

ポイントに向かう道路沿いの畑には、獣除けの電気柵が張り巡らされていました。

猿やイノシシ、シカなどの動物が多い⇒ふんがたくさんある⇒オオセンチがいる!という証拠に違いない・・・と、期待が高まります。

4人がかりで探せば、なんとか見つかるだろう、とは思いつつ、小学生の子どもの集中力が続くのは、せいぜい30分~1時間程度です。

初めて訪れた場所で、これまで見たこともない、そして本当にいるかどうかも分からない虫を探す、というミッションは、小学生にはやや荷が重いはず。動ける時間(=子どもが「もう帰る!」とぐずり始めるまでの時間)は限られています。

ポイントに到着すると、そこは一面の杉林でした。

杉林=昆虫はあまりいない、というイメージがあったので、「本当にこのあたりにいるのかな・・・」と一瞬不安になったのですが、前に進んでいくと、川沿いで湿度は高く、木漏れ日が差し込んでくる道が続き、雰囲気的には悪くない感じです。

捕虫網を持ちながら、「地面に近いあたりを飛んでいる、虹色の虫を探すんだよ」と子どもたちに言い聞かせて、周囲を見回しながら歩いていきました。

15分ほど歩いた時、左手から、虹色に輝く虫が飛んできました。

「オオセンチだ!!!」

と思って網を振ったのですが、虹色の虫は、あっという間に崖の向こうに飛んで行ってしまいました。

あと一歩だったのに・・・と凹みましたが、あの輝きとサイズは、どう考えてもオオセンチでした。「いる」ということが分かって、ようやくテンションが上がってきました。

それから30分ほど、山道を散策したのですが、虹色の虫はなかなか飛んできません。子どもたちにも、疲れの色が見えてきました。

まぁ、いると分かったからいいか、今日はひとまず引き返そう・・・と思って道を戻りかけた時、後ろを歩いていた長男が、「いた!」と叫びました。

振り返ると、虹色の虫が低空を飛んでいました。網が届く範囲です。

すかさず網を振り、地面に叩きつけました。

恐る恐る網の中を確認してみると・・・・


いました!オオセンチです!!

太陽光の下で見る初採集のオオセンチは、とてつもなく綺麗でした。いや~~、ようやく苦労が報われました。

家族全員で拍手&万歳をして、親指を立てながら「ミッション・コンプリート!」と叫びました。(THE突破ファイルのアメリカンポリス風に)

初採集の成功を祝って、帰りは新発田の「はま寿司」で、家族でパーティをしました。オオセンチを採った後のお寿司は美味しかったです。

8.【作戦④】改めてトラップを仕掛ける

紆余曲折と試行錯誤を経て、ようやくオオセンチを狙って初採集することができました。

さて、ここからがようやくトラップの出番です。

9月上旬、再び初採集したポイントに向かいました。

失敗した1回目と2回目は、穴を掘ってザルを埋めて牛ふんを敷き詰める・・・という手間をかけていたのですが、「あまり意味がないのでは」と思い、ザルを埋めるのも、牛ふんを使うのも、やめることにしました。

スコップで軽く穴を掘って、その上に臭豆腐を置き、周りに石を置く、というシンプルな形に変更しました。

石を置くのは、集まってきたオオセンチが潜り込んでくれることを狙ってのことです。

トラップを仕掛けて20~30分ほど経つと、どこからともなくオオセンチが飛んできました。「おおおっ、やはり、いる場所に仕掛けると、ちゃんと飛んでくるんだ!」と感動しました。

その日は、1日で7頭のオオセンチを採集することができました。

ちなみに♂・♀の判別は、「頭部までギラギラ光っているのが♂」「頭部はあまり光っていないのが♀」という風に、おおざっぱに判別しています。全身ギラギラの大きな♂が採れると嬉しいです。

よく観察すると、オオセンチは臭豆腐の匂いにひかれて集まってくるものの、臭豆腐自体を食べてはいないようでした。

そう考えると、「トラップを仕掛けて、2~3日後に見に行く」のではなく、シンプルに「トラップを仕掛けた後、その場で待ち、飛んできた個体を採集する」という形が(後日もう一度同じ場所に来る手間が減るため)よいのでは、と思いました。

トラップを仕掛けて、45分観察&周囲を散策⇒車に戻って30分休憩⇒45分観察&周囲を散策、という流れで、1回につき2時間程度をかけて採集する形にしたところ、おおむね1回で3~4頭は採集できるようになりました。

8月下旬の初採集から9月の下旬までの間、合計22頭を採集することができました。

採集したオオセンチ+センチコガネの標本

臭豆腐の使い方も含めて、もっと効率的な採集方法があるとは思いますが、ひとまず、初年度の成果としては、おおむね満足のいく結果になりました。

9.初採集方法のまとめ


オオセンチコガネの初採集方法をまとめると、

1.晩夏から初秋(8月下旬~9月下旬)、晴天で気温の高い日の日中

2.畑の周りに獣除けの電気柵が張り巡らされている場所=シカやサルなどの数が多いであろう地域にある山道や林道に行き

3.低空飛行をしている個体を網で採集する

という流れが一番スムーズだと思います。トラップを仕掛ける前に、まずは生息地のポイントを予想して、時期を合わせて、自分の足で歩いて探す、という地道な作戦が功を奏するはず。

生息しているポイントと時期さえ分かれば、トラップを使えば比較的容易に追加採集できるような気がします。

センチコガネのように「春~秋の間、とにかく山道を歩いて探す」=偶然の出会いに賭けるという戦略もありだと思いますが、少なくとも新潟県の下越地域では、かなり効率が悪いような気がします。

2021年に採集した22頭のオオセンチのうち、山道で出会った個体は1頭だけでした。その1頭に出会うまで、センチコガネを20頭以上採集できたので、山道でオオセンチに出会える確率は、単純計算でセンチコガネの20分の1なのかもしれません。

トラップに使う臭豆腐、効果は抜群ですが、とにかく臭い(笑)のが難点です。家の中や車の中で開封すると大惨事になる=家族から採集禁止令が出されること請け合いなので、空き瓶の始末を含めて、後片付けはきちんと行いましょう。

<同じ方法で初採集した甲虫>

また、同じトラップで、ゴホンダイコクコガネとベッコウヒラタシデムシも初採集できました。ゴホンダイコクもずっと狙っていた虫だったので、無事に採れて嬉しかったです。

ゴホンダイコク、オオセンチと生息環境や発生時期が比較的重なっているような気がしますが、「オオセンチのいるところにはゴホンダイコクもいるが、ゴホンダイコクがいるからといってオオセンチがいるとは限らない」ような印象を受けます。

オオセンチは灯火には来ないですが、ゴホンダイコクは灯火に来るので、採集のしやすさでいえば、ゴホンダイコクの方が容易かと思います。

ベッコウヒラタシデムシ、図鑑などにはよく載っている種ですが、このトラップ以外で観察・採集したことは一度もありません。

オオセンチと同じトラップで採集したベッコウヒラタシデムシ

新潟、クロシデムシ・ヨツボシモンシデムシ・オオヒラタシデムシあたりは比較的どこでも観察&採集できますが、ベッコウヒラタを含めて、他の種が意外と見つからないので、今後探してみたいと思います。

10.あとがき


個人的には、オオセンチは、シンプルに採集して楽しい甲虫、というところがポイントが高いです。

「秋晴れの日に、虹色に輝きながら飛ぶ甲虫を追いかけて網で捕まえる」というイベントは、子供連れでも楽しめますし、(「フンを食べる」をいう点を除けば)女性受けも他の虫に比べれば悪くないかと。

観察してよし、採集してよし、標本にしてよしと、まさに三拍子揃った名虫だと思います。新潟では「いそうでいない」「狙って探さないと意外と見つからない」点もポイントが高いですね。

本記事が、新潟でオオセンチの初採集を目指している方の参考になれば幸いです。

(了) Twitter:ガタ昆 @gatakon1130


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