筋肉は資産ではない
Xを見ていると、
「筋肉は資産だから筋トレしろ!」
といったポストを見ることがある。
筋トレしてる人なら誰でも知っているが、筋肉は資産ではない。
なぜなら、筋トレでつけた筋肉は、筋トレを辞めたらあっという間にしぼんでいき元に戻るからだ。(マッスルメモリーは割愛)
資産には
・手にした後にメンテナンスがいるもの
・手にした後は永久的に自分のものになるもの
の2つがある。
筋トレは当然前者である。
だが、個人的に前者は資産とは言えないと思う。
前者の例としては
筋肉→筋トレで維持が必要
高配当株式、ETF→配当金の再投資が必要
髪、ネイル→1-2ヶ月おきにメンテナンスが必要
プチ整形(ボトックス、ヒアルロン酸など)→定期的にメンテナンスが必要
産業医資格→定期的に講習受講が必要
などある。
これらは定期的にメンテナンスをしないと維持できないので、面倒くさい。
メンテナンス、更新のために脳のメモリを常に消費するコスパが悪い資産である。
逆に後者の例は
学歴→卒業したら一生有効、更新なし
医師免許→取得したら一生有効、更新なし
メスをいれる整形→オペが終わったら基本的に終わり
再投資型の投資信託→買ったら放っておくだけ
などがある。
後者のメンテナンスがいらない資産を増やしておくことによって、
脳のメモリを割くことがなく、自分が豊かになっていく。
資産を維持することに労力がかかるものは個人的には資産とは言い難い。
それらは得たとしても自分の脳のメモリを奪っていくからだ。
脳のメモリを奪っていかない資産を積み上げていくと、資産を積み上げても資産に縛られることがなくなる。
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