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”ヒミコ世代”に憧れ続けるわたしたち。

邪馬台国時代、卑弥呼時代、それって「松坂世代」みたいなノリ?
なんて少しいじわるなことを思ってしまう今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。私は「邪馬台国時代の石棺墓」と、報道された石棺墓の発掘現場を見るべく吉野ヶ里遺跡まで行ってきました。

縄文時代、弥生時代、古墳時代、奈良時代とか習ったけれど、聞いたことのなかった「邪馬台国時代」「卑弥呼時代」をテレビニュースや新聞記事で連呼されるたび、わかりやすく目立つ上澄み部分にフォーカスが当たって、本当のところを見逃してしまうんじゃないかという気持ちになるのです。わかりやすいから、ヨシ!なのかなぁ。

かつて日吉神社があったエリア
想像を超える狭さでした。
暑い中説明してくださる担当者さん。周囲も発掘調査予定とのこと。
石棺蓋ー!これが見たかった!

弥生時代の終わり、古墳時代の始まりというグラデーション部分なので「邪馬台国時代」「卑弥呼時代」という表現が伝わりやすいんだろうな。吉野ヶ里遺跡の発掘調査はしばらく続くので、この表現が定着していく気がしています。ある意味、歴史が変わるタイミングにいるのかもしれない。

発掘現場で何をみた、どう感じた…などは、古代press記事でアップ予定なので、どうしてもひっかかってしゃーない「邪馬台国時代」「卑弥呼時代」についてわーわー言いました。さて、秋以降の発掘調査再開も楽しみですね。

吉野ヶ里歴史公演、大賀ハスが美しい季節です

1基でも多く古墳を巡りたいです。毎年開催している古代フェスで、更におもしろいことを企画する活力になります。