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季節は春です でもまだ冷えます 冷えの解決方法 

体温が下がると「免疫力の低下」「便秘や頻尿」「生理痛」「手足が冷える」といったことが起こります。また「貧血」も冷えを招きます。

◆免疫力の低下
免疫力というのは、体に有害なもの、たとえば細菌やウイルスが入って来ないようにする、あるいは入ってきたときにやっつけてくれる働きのことを言います。この免疫力は主に小腸で働くのですが、それは免疫細胞の80%ほどが小腸に集まっているからです。花粉症やぜん息、アトピー性皮膚炎などはこの免疫システムがうまく働かなくなっているとも言えます。

甘いものやお酒、パンが好きな方、美容に良いと思って南の国の果物を食べ続けている方、ローフード(生食)が健康に良いと思って食べている方、自己流の糖質制限食をして朝は食べない方達が不調で食事相談に来ます。共通するのは、このような食事をする事で、少しずつ内臓温度が下がってきて、健康や肌に良いことをしているはずなのに、前より弱くなった、あるいは病気をしやすくなった、と言います。体を冷やし緩める物が多いので、内臓が下垂してポッコリおなかになってしまいます。美容の面から見ても良くありませんね!美容だけならまだ良いのですが「あなた、気をつけないと病気になりやすい状態ですよ」と教えてくれてもいるのでご用心。

◆便秘や頻尿
大腸や腎臓と言った排泄の内臓が働かなくなります。つまり腸が動かなくなる。女性、特に若い方に便秘症で悩む方が多いのはこういうわけがあるのです。頻尿・膀胱炎も同じです。

◆生理痛
下腹部痛は油脂の摂りすぎで、子宮内膜で作られるプロスタグランジンというホルモンが子宮筋層を縮め過ぎることで起こります。子宮筋腫の場合は子宮内膜の量が多く、月経が多く痛みが増します。痛みは辛くてしかめっつらになって表情も暗くなりますねぇ。

◆手足が冷える
冷えると手先が真っ白になる方がいます。体に水が留まると冷えます。あるいは脂っこいものが多くて血液がドロドロになったり、貧血があると手足の冷えの原因になります。

◆貧血の方も体が冷えます
貧血が進むと、冷えだけではなく髪が抜けやすくなったり、爪がもろくなったり、肌がカサカサに乾燥したりします。

ここからは解決法のアドバイスです。

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