立ち飲み結果→ゼロ円の土地

昨晩は東京の緊急事態宣言解除を受けて地元でのフルコースを堪能してきた。まず日サロ。そして立ち飲みからのダーツバー。それぞれ振り返っていこうと思う。

まずは日サロ。これはサウナがわりに行ってみた。ちょっとした高級店というか、まあ地域では一番高くて清潔と言おうか。何が良いって爆音で有線(USEN)が聞けて精神統一できるというただ一点のみ。店員の愛想はないし、サービスも悪い。でも爆音でUSEN(洋楽HITメドレー)が聞けるなんて場所、なかなかないんでない?そういう面では貴重です。30分激弱マシンで汗だくになり、30分冷水シャワーを浴び、アメニティを体中にぶっかけた。

しっかり癒されていい匂いになったところで街にでる。時間は18時。街はすごい人出だった。まず駅ロータリーの喫煙所がすごい。すし詰め状態。駅構内のエスカレーターは人の途切れることがない。駅前のパチンコ屋は時短営業を強調して客引き、ティッシュ配りはネットカフェが大声。コロナ前と変わらない、いやそれ以上かもしれない。それらを横目に一昨日から営業を再開した行きつけの立ち飲み屋へ向かう。

街の賑わいとは打って変わって、がらりーん。先客は3人。しかも常連ではない一見さん。1カ月半前同様、テレビを見ながらサワーをあおって店主と談義。意外にも久しぶり感がない。客が全員引けて常連が一人加わる。やっと懐かしさでいっぱいになる。偶然同級生(ラジオで出てくる残念なマン、ザンマン)が登場。東京は感染者が30人超えダメだという話。

2時間ばかり後、ザンマンとダーツバーへ。ここもオープン当時から通っていて、自分が常連面ができる店だ。コロナ禍であることを忘れて楽しんだ。客はカウンターを除き満席。経済が動く。日常を取り戻す。そういった感覚はこういうものなのだろう。みんな笑顔が絶えない。ハットトリックが出ない。

夜の街にくり出すなんて、自分が医療従事者であれば、軽率で最低の行為とさげすまれるのだろうな、と思う。高齢者に接する職業であれば、もはや未必の故意だろう。でも街の経済は一度動き出すと止められない。東京アラートが出ようとそれは変わらない気がする。そして医療従事者も人間である。そこらの人間より崇高でも仙人でもない。

マヒしないでいよう。危険に触れずに危険と言うより、危険に触れて危険と分かれ。確かネイティブアメリカンのそんなエピソードが高校の教科書にあった。

結局いいわけになっちゃうな。素直に喜べない解除である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?