クレイジータクシーなんて全然クレイジーじゃないぜ!!
本当にクレイジーなタクシーゲームはそう、「ハードロックキャブ」(PS)だ。
夜な夜な夢中でやる。
もう20年以上前だが、寝ても覚めてもハードロックキャブをやっていた。ゲームとしてはタクシーで乗客を運びながら金を貯め、タクシーを強化していく。そして時間制限のあるいくつかのステージミッションをこなし、次の面へ進む。GTAのタクシーミッションに似ている。
ストーリーがジョン・カーペンター。
このゲームのストーリーが80年代ハリウッド風でとても良い。確か大手企業「オムニ社」が、ケモシティという町の水道にゾンビ毒を流し、政府が街ごと塀で封鎖する。主人公は封鎖により家族と離れ離れになるのだが、ゾンビと戦いながら町からの脱出を目論む…
ゾンビだらけになる町だが…
ものともせずに住民は生活している。主人公はタクシー運転手なので、その住民を運ぶのだが、この住民たちのクセが強い。
サイバーパンクな変態たちが客。乗車目的もぶっ飛んでる。
この人たちはゾンビではなく客である。気に入らない客は座席ごと空に打ち上げることもOKだ。
最大の魅力はBGM
タクシーにスラッシャーやバルカン砲を付けるなどの魔改造も楽しいのだが、何より運転中にかかるBGMが最高にクール。ハードロックありスローバラードありのオムニバス形式でストーリーを引き立てる。ちなみにCDプレーヤーでも再生可能である。車を運転しながらずーとかけていて友人たちもファンになった。
実際のゲーム動画はこちら。いきなり放り出される世界観に没入。完敗だ。最高!
セガサターンでもデススロットルの名前で発売。
ちなみに原題は「quarantine」(検疫の意)。コロナ時代にピッタリのゲームである。
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