見出し画像

転職することになりました

昨日はプロ野球のドラフト会議の日でした。

そして、何の因果か、僕も昨日、転職することを決めました。
なんだろう。ちょっと運命的なものを感じました。
僕も、ドラフトされたんだ...。



結構前から転職のことを何度か書いていたのですが、ようやく、というような実感はなく。

2月からエージェントと電話面談はしていたけれど、実際応募はGW明けから始め(重い腰過ぎる)、夏に体調を崩してお休みして、9月から本格的に再開、みたいな流れでした。



自分でもびっくりするんですけど、応募したのは9社だけでした。応募段階で選り好みし過ぎだわ、ほんと。
うち1社は書類選考途中で辞退することになったので、実際選考されたのは8社。面接したのは2社。

エージェントから求人紹介されてもされても、ピンと来ないものばっかりで、自分でもヤバ過ぎるとは思ってましたけど。



最終選考合格の通知をもらった夜は、悩み過ぎて寝れませんでした。

というのも、職種をかなり絞って応募していたのですが、内定を貰った所はその職種ではなく、なんか違うけど興味あるなと思って応募した所だったから。応募していた職種で転職活動を続けるか、という点で悩みました。

その求人を紹介してくれた人とは別のエージェントさんと面談日程を組んで、ちょっとフラットな視点を貰えたことで決められました。



今の会社は新卒から10年半勤めてきました。
コロナ直後から転職は考えていたんですが、その後転勤があって慣れるまで時間がかかり...。

転職活動していて、もっと早く始めていたら違ったんだろうなと、過ぎた年齢を思うことばかりでしたが、職務経歴書や面接では、逆にこの3年の経験があったから書けることや話せることが沢山ありました。

もっと若かった頃に活動していたら、とっても薄っぺらい転職活動になっていただろうなと思います。
だから、この時間も無駄ではなかったんだなと思えました。

本当は良くないと思いますが、面接準備はほとんどせず、経歴紹介と自己PR、現職を退職したい理由だけは頭に入れて行きましたが、それ以外はその場の感性でいいや、って感じでした(無謀だ)。

面接は、今まで知らなかった業界や仕事の話を知れたという点で、2社とも楽しかったです(書類選考を応募した会社もそんな感じ)。
世の中知らない仕事がめちゃくちゃ多いなって思いました。ちょっとした社会見学みたいな気持ち。



あっさりという感じで決まったので、ようやくとか、苦労の末に的な感慨は全然なく、これが幸か不幸かは分かりません。
もっと苦労したら感慨もひとしおだったのかもしれないですが、最早、苦労や努力=絶対善とは思えない歳ですし。

新しい仕事は全くの未経験で、業界も未経験。
でも年収は20万減くらいで、エージェントに支払うお金を考えると、僕にそんな払ってええんかいと思わなくもないですが、貰えるものはありがたく頂戴します。

覚えることばかりで、最初は文字通り苦労の連続だと思いますが、この歳でこの金額を貰えて新しい勉強が出来ることが何よりもありがたいと思います。



そして、大学から実家を出て、10年転勤族をしてきた僕にとって、初めて、ひとまずここに住むんだという場所が定まったことにもなります。

それが何より感慨深いです。

大学4年→仕事の初任地5年→2つ目の勤務地2年半→3つ目の勤務地3年と、15年近くぶらぶらしてきました。
実家も記憶では3回変わっていて(記憶がない頃に実はもう1回あったみたいですが)、高校までの時も、大学ではここを出る、と思っていたので、33年の人生ずっと定住地がありませんでした。

だから初めて今、ここの住民になるんだ!という気持ちになっています。



転職を決めて思うのは、今決めたことが正解かなんて全然分からんということで、これが正解だったと思えるようにこれから生きていくことだなということです。

ようやく、その覚悟のスタートラインに立てたような気がします。



たぶん泣きたくなることも出てくると思います。絶対に出てくるはず。

その時にこのnoteを見返して、初心に立ち帰れるように、今の気持ちを残します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?